作品情報
著者 | 一斗まる |
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イラスト | 一斗まる |
ジャンル | ファンタジー |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | アスキー・メディアワークス |
刊行期間 | 2013年3月9日 - 継続中 |
単行本 | 現在4巻(5巻完結予定) |
派生作品 | 音樂劇千本桜 漫画千本桜 |
あらすじ
和暦大正100年、長きに渡り大正時代が続く平行世界。
旧帝都東京は大正兇変と呼ばれる大災害により一時壊滅状態に陥るも、その名称を新帝都桜京と改め、御神木千本桜の加護の元、奇跡的な復興を遂げつつあった。古式ゆかしい大正浪漫の風情を湛えた煌びやかな新帝都、しかり光有るところには影が色濃く浮かび上がる。大正兇変を境に生じた歪な世界、この世にはびこる悪しき影憑から帝都の平和を守るため神憑特殊桜小隊が立ち上がる。
登場人物
小説千本桜の主人公で平成から大正へタイムスリップした14歳の中学生。
大正時代のミクは旧公家華族、初音子爵家の娘であり、神憑特殊桜小隊の学徒兵として、日々神器・桜大幣をふるい帝都の治安を護っている。
昼間は帝都桜京学園の中等科女子部に通う華族のお嬢様。
現在の初音家は没落しているようで、今は遠縁の靑音子爵家に引き取られている。
四巻で人柱千本桜の桜姫である可能性が浮上した。
勲功華族、靑音家の跡取りで20歳、爵位は子爵。
未來、鈴、錬、鳴子が所属する神憑特殊桜小隊の隊長、階級は准佐。
没落した公家華族初音家の娘、未來を幼い頃から妹とし引き取り育てている。
四巻で人柱千本桜の桜守の一人、雪鬼であることが判明。
音樂劇千本桜で博士にはめられ闇落ちした海斗も鬼の面を付けていた。
鈴の双子の弟、12歳。
帝都桜京学園の初等科男子部に通いつつ、神憑き特殊桜小隊の学徒兵として帝都を警護している。
神憑特有の特殊能力故に帝国製の機関人形として、見世物小屋に捕らわれていたという、凄惨な過去を持つ。四巻で人柱千本桜の桜守の一人、風童子である可能性が浮上。
錬の姉、12歳。
帝都桜京学園の初等科女子部に通いつつ、神憑き特殊桜小隊の学徒兵として帝都を警護している。
錬と同じく見世物小屋に捕らわれていたという、凄惨な過去を持つ。その頃に負った傷が元で無口や片目になったと思われる。手に持った文化人形がたまに鈴の代わりに喋ることがある。四巻で人柱千本桜の桜守の一人、蝶姫である可能性が浮上。
表向きは新吉原遊郭の23歳の花魁だが、実態は靑音海斗率いる神憑特殊桜小隊の密偵。
三巻の鳴子の台詞から人柱千本桜の桜守の一人であることが判明。
四巻で桜守の一人、椿姫である可能性が浮上。
神憑特殊桜小隊が所属する近衛師団司令部前のみるくほうるカフェで働く女給、18歳。
天性のドジ娘であり、取り返しのつかない失態を起こし二巻ではカフェを追い出されている。
四巻のカラーイラストと挿絵で軍服を着た流歌が登場した。