「これであなたの願いは叶いますよ」
「天空寺龍…私は必ず成し遂げてみせます。指を咥えて見ていなさい」
演:森下能幸
概要
『仮面ライダーゴースト』に登場する人物。第1話より登場。一人称は「私」。
物語当初は謎の男と呼称されており公式サイト等でもその名が使われていたが、本名が判明した第7話以降テレビの字幕や公式サイト等でも『西園寺主税』の名前が使われる様になった。
今作における敵怪人である眼魔を召喚・統率し様々な不可思議事件の裏で手を引いている、所謂敵幹部ポジションに当たる存在で、テレビ朝日公式サイト曰く「眼魂の秘密を知る数少ない人物の1人」らしい。なお第7話でのアランの発言によると、彼が"人間"である事は間違いない様子。また、方法については不明だが眼魔を視認する事も出来るようである。
歯並びが悪く、口を開けて笑った際の表情は非常に不気味。
アランと共に行動しており、彼の事は「アラン様」と呼んでいる。眼魔達を使いゴーストアイコンを集めさせているが、その目的は一切不明。第5話の描写からすると、「西園寺の為の眼魂集めをアラン達が手伝う代わりに、西園寺もアラン達に協力する」と言う約定を結んでいるらしく、元々ゴーストアイコンを狙っているのは彼の模様。
眼魂を手に入れる鍵となる人間(英雄への憧れを抱いている人物)に接触しており、街中では「願いを叶える方法を教えてくれる男」として噂になっている(実際は目を付けた人間の元へ眼魔を派遣して彼らの願いや欲望を助長させ、最終的には彼らの命と引き換えに眼魂を手に入れる事が目的)。またその為に、偉人に関係ある品を多く所有、もしくはその物品の在り処を良く知っている。
ちなみに、彼が普段所有している鞄の中にはゴーストドライバーに酷似している機械が内包されており、その中にパーカーゴーストを吸い込んで封印する事でゴーストアイコンを生成出来る。また、パーカーゴースト召喚に必要な目の紋章も描くことが出来る。なお、この際眼魔達と違って鍵となる人間の命を奪う必要は無いらしく、寧ろそのやり方はタケルに近い。
第7話・第9話の描写より、かつて天空寺タケルの父である天空寺龍や物理学者の五十嵐博士と共に大天空寺の地下で何らかの研究をしていた事が判明している。それ故か、10年前に起こったとされる深海マコトと深海カノンを巻き込んだとある事件にも心当たりがあるらしく、第8話ではその件をネタにしてマコトに接触し彼を焚き付けている。
なお、深海カノンが彼の事を信用出来ないと語っていたり天空寺龍のことを嫌っていたと独白していたりと、五十嵐の手帳にあった「裏切り者」や10年前の事件を引き起こした張本人の可能性がかなり高い。
第10話では青龍刀眼魔をマコトへ差し向け、自らはシブヤを洗脳してそれぞれ眼魂を奪うことに成功するもタケルが青龍刀眼魔を倒したことで全て回収される。
その後、タケル・マコト・ジャベルの戦いに割り込み、アタッシュケースの力で散らばった眼魂を強奪。結解を張り、大天空寺地下へと姿を現した。
所有眼魂リスト
西園寺が所持している『英雄の眼魂』の総数。
所持眼魂は第10話終了時点で15個(全15個)。
第7話:(ビリー・ザ・キッド)※生み出すことに成功するが御成に奪われる。 |
---|
第8話:(なし)※同話にて、既に5個の眼魂を持っていることが判明した。 |
第9話:(なし) |
第10話:タケルたちの不意を突いて10個の眼魂を強奪した。 |
関連項目
謎の男(正体発覚前の仮称)