イルシーム
いるしーむ
『ドラゴンクエストⅩ』の登場人物。
果ての大地ゼニアスの「アマラーク王国」でリズク王に仕える騎士。
黒髪と黒い鎧が特徴的なイケオジ系キャラだが、顔パーツはウェディ男の流用だったりする。
初登場時の名義は「なぞの黒騎士」。
アマラーク王国最強の騎士であり、国を度々襲うフーラズーラに唯一通用する武器「黒槍クバーラト」を得物としている。
そのためフーラズーラ出現時には毎回駆り出されるが、黒槍が一本しかなく、彼一人では手が回っていないのが現状である。
彼が到着するまでに兵士たちが民の身代わりとなって食われて時間稼ぎをするという事態が多々あるのも事実。
しかし、主人公たちがラキのヒントを元に創世の気を纏うことでフーラズーラを倒せると発見してからは、国民たちも各々でフーラズーラを撃退できるようになった。
フーラズーラの親玉との決戦前夜には、リズクとの思い出話やこの戦いが終わってからしたいことなどを語り、フーラズーラの本拠地では大量の敵に囲まれてここは俺に任せてお前は先に行けをやらかすなど、盛大に死亡フラグを立てまくり、実際一度は敗れそうになるが見事にフラグをへし折り生き延びる。
ただでさえプレイヤーは前Ver.で見知ったキャラクターの全滅を経験していたがゆえに悪い予感をしていた人も多いだろうが、いい意味で裏切る展開となった。
幼い頃は山賊のもとでパシられていた少年であったが、ある時アマラーク先代女王(リズクの母親)を襲撃しようとして返り討ちに遭い、保護される。
以降アマラーク王国に仕えるようになり、女王の息子であるリズクとは兄弟のような関係。そのためプライベートではくだけた話し方をしている。
部下の兵士や自宅の使用人の話などから、甘いものが好きであることや風呂好きであることが聞ける。
対フーラズーラにおいて隙を見せないために酒を嗜むこともなく、結婚するつもりもないようだ。回想によれば若い頃交際していた女性もいたが、自分を忘れて幸せになるよう告げて別れている。
しかし、フーラズーラが倒されてからは、彼を巡って国民の女性たちの間では熾烈な争いが繰り広げられているのだとか…(その中には前述の元カノの娘もいる)。