「「ターケール殿~!不可思議な事件発生ですぞ!」
「答えは、あなたの心にある」
「変身とは…!なんと羨ましいっ!!」
演:柳喬之
概要
10年前に眼魔との戦いで亡くなった天空寺タケルの父・天空寺龍に代わって、大天空寺の住職代理を務める若い僧侶。1人称は「拙僧」、2人称は「~殿」(アカリに対しては「アカリ君」となっている)。
常にテンションの高い熱血漢で、龍の息子であるタケルには敬意を表しつつも、ゴーストハンターに今一つ前向きでない彼を叱咤している。
眼魔の存在どころか科学で説明できない超常現象全般を信じない月村アカリとは犬猿の仲で、始終喧嘩している。
アカリとは対照的に超常現象を疑う事は無く、「既に自分は死んでおり、99日以内にゴーストアイコンを15個集めないと今度こそ完全に消滅する」と言うタケルの突拍子もない話をすぐに信じて彼の助けになるべく行動を開始、「不可思議現象研究所」を設立した。
それなりに修行は積んでいるようだが(本人曰くタケルの倍以上)、その特性上眼魔を見る事は出来なかった。しかし、第3話にてアカリが「不知火」(ゴーストを可視化する薬品)を作成した事で眼魔と仮面ライダーゴースト(及びそれに変身するタケル)をようやく見ることが出来た。
また、同話において斧眼魔が斧を投げる際にバリアに穴(斧の通り道)が出来る事を見破ってゴーストに助言を与え、斧眼魔を撃破する足掛かりを作るなど重要な役回りを演じた。
その他にも、名刺や窓口専用のスマホを用意して不可思議現象研究所の窓口を務めたり、第7話では謎の男こと西園寺主税からビリー・ザ・キッドゴーストアイコンを奪取する等、要所要所でキッチリ活躍している。
更に、第5話にて仮面ライダースペクターに敗北して自信喪失していたタケルにあえて厳しい言葉を掛けて突き放す等の一面もある。
またどこか天然な一面もあり、第5話で「不知火」を持って来るのを忘れた他、仙人を「おっちゃん殿」、ゴーストガジェットのバットクロックやクモランタンを「コウモリ殿」「ランタン殿」と呼んでいる。
余談
- この役作りのために1年間坊主頭で演じる事になった柳喬之は、監督の諸田敏からバリカンを貰ったらしく、それを愛用するとのことらしい。