概要
「あきかげ」とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する駆逐艦娘、陽炎型1番艦「陽炎」と、陽炎型19番艦「秋雲」のコンビまたはカップリングを指す呼称である。
ともに陽炎型であるが、ネームシップである陽炎と、末妹にして夕雲型と一時期混同されていた秋雲という複雑な間柄である。どちらも陽気な性格であるが、陽炎は素直なのに対し、秋雲はどこか飄々としたところがあり、少しタイプが違う。
史実
前述したように、陽炎と秋雲は、共に陽炎型の一員であり、長女と末妹という間柄である。一番艦である陽炎は1939年に就航し、第十八駆逐隊の一員となる。秋雲は、1941年、太平洋戦争の直前に就役し、五航戦所属となった。
第十八駆逐隊は、太平洋戦争の開戦時、「機動部隊警戒隊」に所属しており、この警戒隊には、五航戦所属の駆逐艦である秋雲、朧も入っていた。警戒隊は南雲機動部隊を護衛する部隊である。この編成で、真珠湾攻撃に参加している。ただし、朧は航続力不足から、空母護衛はほとんど担当しておらず、実際の翔鶴、瑞鶴の護衛は、十八駆(特に陽炎と霞)と秋雲が担当することが多かった。
真珠湾攻撃が成功した後、陽炎の横井艦長が脳溢血で倒れるという事件があり、陽炎の後任艦長は、秋雲の有本艦長が代わって就任している。
その後も二隻は、何度か空母の護衛を担当した。秋雲が第十駆逐隊に編入してから空母護衛の機会は無くなったが、第二次ソロモン海戦や、南太平洋海戦、ケ号作戦などの作戦に、他の多くの駆逐艦とともに陽炎、秋雲も参加している。