概要
「あきかげ」とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する駆逐艦娘、陽炎型1番艦「陽炎」と、同型最終19番艦「秋雲」のコンビまたはカップリングを指す呼称である。
ともに陽炎型であるが、ネームシップである陽炎と、末妹にして一時期夕雲型と混同されていた秋雲という複雑な間柄である。どちらも陽気な性格であるが、陽炎は素直なのに対し、秋雲はどこか飄々としたところがあり、少しタイプが違う。
なお2015年9月のアップデートで秋雲が建造可能になったため、現在は陽炎、秋雲ともに建造可能である。
史実
前述したように、陽炎と秋雲は、共に陽炎型駆逐艦の一員であり、長女と末妹という間柄である。一番艦である陽炎は1939年に就航し、第十八駆逐隊の一員となる。秋雲は1941年、アジア太平洋戦争の直前に就役し、五航戦所属となった。
第十八駆逐隊は、太平洋戦争の開戦時、「機動部隊警戒隊」に所属しており、この警戒隊には、五航戦所属の駆逐艦である秋雲、朧も入っていた。警戒隊は南雲機動部隊を護衛する部隊である。この編成で、真珠湾攻撃に参加している。このため、十八駆(特に陽炎と霞)と秋雲が翔鶴、瑞鶴の護衛を担当すること何度かあった。
また、真珠湾攻撃が成功した後、陽炎の横井艦長が脳溢血で倒れるという事件があり、陽炎の後任艦長は、秋雲の有本艦長が代わって就任している。
秋雲が第十駆逐隊に編入してからも、第二次ソロモン海戦や、南太平洋海戦、ケ号作戦などの作戦に、他の多くの駆逐艦とともに陽炎、秋雲も参加している。