CV:下野紘
概要
誕生日 | 3月6日 |
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好きな食べ物 | たまご焼き(甘め) |
特技 | けん玉 |
職業 | 勇者 |
利き腕 | 両利き |
年齢 | 16歳(第一章) |
茶髪で前髪をかき上げた髪型をしている。瞳の色は黒(アニメ版では茶色)。
千年前の伝説の勇者クレアシオンの子孫として集められた75人の勇者のうちの1人。
勇者No.45。首から勇者章のネックレスを下げている。王宮戦士として派遣された相棒は、ロス。
(ちなみに、勇者ナンバーは当初「ニコニコ」にちなんで25番になる予定だったらしいが作者の憶え違いにより45番となったという経緯があったりする)
魔王討伐の旅に出るが、何故か相棒のはずのロスに虐められる日々を送っている。
あまり戦闘は得意ではなく、15歳まで「くまっち」という名のクマのぬいぐるみが無いと眠れなかったというヘタレた過去の持ち主でもある。
冒険の旅に出た当初はかなり苦労していたようだ。
ボケばかりの周囲の中で唯一ツッコミを入れることから、ツッコミ担当が板に付いている。
あの人勇者のくせにツッコミしかしてない。
いわゆる、ギャグにおける貴重なツッコミ役。
どれだけ貴重かと言うと、彼がいない場面では本編が読者を置いてけぼりにして展開していくほど。
彼は今日も今日とて咽喉をツッコミで傷めている。
間違いなく主人公であり、曲がりなりにも勇者なのに、何かと投獄される事が多い。話中にて私服並みに囚人服を着ている事が多いくらい。付いた仇名は「囚人公」。
そしてアバラが折れることが多い。大体こいつの所為。
念のため記すが、彼の名前はアルバである。アバラではなく。
アバラボキボキ、アバラマーン。
出身は、都会でもない片田舎の村。家族は母一人。父は居るが、あまり家に居ないらしい。
J( 'ー`)し<アルたん!
なんだかんだで頑張る主人公。愛すべきいじられキャラ。
ネタバレ
ヘタれたツッコミ担当の囚人公であるが、彼の活躍は章を進めるごとに大きくなってゆく。
第二章
- レッドフォックス
第二章では、第一章より約一年の時が流れている。
その一年の間で、まず彼は背が伸びた。キャラ表によると頭半個分くらい伸びているようである。
また、ある目的のための一年の旅路により第一章より格段に強くなっており、旅の最中に各地で人助けをしていたらしく、腰につけたスカーフが赤い尻尾に見えることから「レッドフォックス」という通称を得ている。
また、第二章3話において、「フリューリング」という姓がしれっと登場。
その時点では詳しくは語られなかったが……。
上記のように一年の旅路を経た彼は、今までツッコミしかしてこなかったのが嘘かの様に活躍。
強力な魔族であるユーリを2撃で瞬殺し、2代目を傀儡として操るノインも砂埃を使った戦術で斬り伏せた。
また、第一章にて気が付かない間に●●されたディツェンバー相手にも、見事快勝している。
このあまりの主人公っぷりに、散々彼を弄っていたロスどころか、読者までもが混乱。
この掲載回は、
「誰だお前」
「俺たちのアバラがこんなに活躍する訳がない」
「囚人公が主人公」
などの愛のあるコメント&タグで埋め尽くされた。
第二章から三章
- まおルバ(非公式名称)
二章終盤にて、色々あって彼は膨大な魔力を手に入れることとなる。
その力量は当時の世界で最大ではなかろうか。
魔力の影響か、この時の彼の左目は赤くなり、また、魔王を凌駕するかのように黒いマントを羽織った姿を見せている。
そうして得た魔力のカッコイイ使用方法は…………本編にて確認しよう。
そうして全てが終了後の彼だが、強い魔力は存在するだけで世界に影響を与えてしまう。
そんなわけで、勇者アルバはお札を貼った牢屋に封印されたのだった。
おかえり囚人公!
第三章
第二章ラストにて上記のように牢屋住まいとなった彼だが、第三章ではその封印場所が、城から魔界の洞窟内の牢屋に移動していることが判明した。
魔力の暴走を防ぐため、自由の身になるため、そこで月一家庭教師のロスの協力の下、魔力の勉強をしていた。
一方、人間界では魔王を倒し世界を救った勇者として、その名が讃えられている。
その結果、調子に乗った王様によって勇者学校が建てられたり(魔王はもういないのに)、月刊アルバなる雑誌が創刊されていたりしている。本も出版されているらしい。(内容は随分事実と齟齬があるようだが)
勇者学校の生徒を巻き込んだ事件を起こしつつも日々を過ごしていたが、その後、新たな思惑が動き始めたことで物語に参戦する。
その際には、私服ではなく上のイラストのように2章から羽織っていたらしき上着に、狐のマークが入ったシャツを着ていた。
思惑の黒幕がエルフと判明した際に、アルバとロスはエルフの元へ向かおうとするが、その道中でエルフの手によってロスが攫われる。この時点で魔力制御はなかなかのものになっており、それをアルバは自力で追いかけてきた。
その際、怒りの為か魔力のためか、アルバの両目は赤く染まっていた。(まおルバは片目だった)
その後エルフと交戦するが(この時は両方黒目)、とどめを狙わない戦い方をエルフに指摘され……。
それがボクの 勇者としての 戦いだ
戦闘中、一瞬の隙を突かれ、エルフによって腹部を貫かれるが、次の瞬間、倒れたのはアルバではなく、アルバを貫いたはずのエルフだった。
彼の目的とは……。
エルフの存在と言葉を背に、違和感を覚えつつも、アルバはロスと共にその場を後にするのだった。
そうだな 世界救いたいな でもボクは お前だって 救いたいんだよ
第四章
『戦勇。』物語の全てのベースが判明。
勇者アルバとしての世界は、本来の歴史ではなく、未来のある人物によってある目的のために歴史改変された結果、生じた世界ということが語られる。
なお、本来の歴史をなぞった世界では魔王が存在しない。
魔王がいないので、アルバは勇者ではなかったし、囚人公も存在しなかった。
その世界では、アルバは研究員として、1000年前の大災害が創りだした魔法の研究を助手の見たことある眼鏡くんと共に行っていた。
そして、ある日、助手にツッコミを入れたことによって魔法の研究に成功。ツッコミはこの世界でも偉大。
「初代大魔導師アルバ」としてその名を1000年先まで轟かせた(勇者アルバより年を取っているようで、シワがあったり前髪が下がっていたりする。白衣や白いマントを羽織っている)。
しかし、1000年先の未来のある人物によって、この歴史は大きく変えられる。
その結果「囚人公」が誕生したのである。
おめでとう!
・・・・・・
そして、過去が変わった新たな未来。
時間軸にして3章終了後、勇者アルバは再来する。
過程や詳細は不明だが、この世界でもアルバは偉業を成し遂げた。
そして、役目を終えようとしていた人物を救出。更に、その人物が探していた人まで見つけ出した。
いっただろ ボクはお前だって 救いたいんだ
全てを救った勇者アルバは、仲間たちと共に再び出発するのだった。
世界を救うために……。