概要
Fate/staynight又はFate/Zero本編において、ギルガメッシュがセイバーに幾度となく求婚していることから広まったカップリング。
しかし当のセイバーはその求婚を好ましく思っていないこと、またセイバーはFate/stay nightのメインヒロインの一人(つまりルートによっては衛宮士郎の嫁)であることから、このタグがつけられるイラストや漫画の大半は金→剣の一方通行である。
Fateアニメ本編のネタバレ注意
第四次聖杯戦争の最中、身に余る大望を望み嘗ての友を思い起こさせる風貌のセイバーにギルガメッシュは興味を示すようになる。初めは面白みのある「駒」としてその動向を高みの見物していたが戦争終結間際、聖杯を求めてやって来たセイバーの前に立ちはだかり強大な力で圧倒。セイバーに剣を捨て自分の妻となるよう迫るも、聖杯の強制破壊命令によりセイバーが現世からの退場し、聖杯から溢れ出た呪いの泥に自らが飲み込まれてしまったことで決着がつくことはなかった。(しかしその後ギルガメッシュは呪いをはね返し現世での受肉を果たす)
◇旧アニメFate/staynight
第五次聖杯戦争開幕の日を待ち続けていたギルガメッシュは、十年の月日を経て再会したセイバーに執拗に執着し再度求婚を求めて無理矢理自分のものにしようとする。最終決戦で一対一で戦うことになり窮地に追いこまれたセイバーは、マスターである士郎から返された全て遠き理想郷(アヴァロン)と力を増したエクスカリバーの一撃でギルガメッシュを撃破。
「憎らしい女だ‥‥最後まで、この我に歯向かうか」
「だが許そう‥‥手に入らぬからこそ美しいものもある」
王である自分に抗い、崇高な信念を貫いた彼女の想いの強さと聖剣の力を認めたギルガメッシュはセイバーの頬をそっと愛で、満足しながら消滅していった。終始彼を拒絶していたセイバーもこの時だけはその手を拒まず、ギルガメッシュがセイバーに対して初めて人間的な情を見せた屈指の名シーンである。
アニメでギルガメッシュとセイバーの激闘と決着が見られるのは今のところこのセイバールート(Fateルート)が主軸の2006年度版の旧アニメだけである。なお原作のFate/staynightでも3ルート中二人の因縁がもっとも強いのはこのルート。
◇その他関連Fate作品での関わり
「テイクアウトは、お前だ!」
TYPE-MOON10周年記念アニメーションとして製作されたカーニバル・ファンタズムの第8話「はたらくセイバーさん」では、セイバーがウェイトレスとして働く喫茶店アーネンエルベに来店したギルガメッシュが傲慢な態度で接客を強要し、セイバーのアホ毛をつまんで遊ぶなどやりたい放題弄び困らせた結果、最後は堪忍袋の緒が切れ覚醒したセイバーオルタのドSな粛清によりギルガメッシュはすっかりヘタレキャラに変貌し彼女の(財布係的な)子分として夜の街を連れ回される羽目に。
(カーニバル・ファンタズムはパラレルワールドかつギャグメインのアニメなので二人の関係は殺伐としたアニメ本編とは異なりかなりゆるい雰囲気になっている)
◇派生ゲーム
自ルート(ギルガメッシュルート)で相変わらず言い寄っており求婚どころか勝手に俺の嫁扱いしている。傍若無人で話が通じないため怒る気力すら無くさせる始末。
しかし、彼のエンディングではギルガメッシュとセイバーの微笑ましいやりとりを見ることができるのでファン必見。
自分の好みについて「愚純なまでにその身に過ぎた理想を負う、金髪碧眼、小柄で凛々しい少女騎士など我の好みドストライクだ」と主張している。世界線は違えど安定のAUO…
◇四コマ漫画Fate/ゼロ&ステイナイトカフェ
セイバー目的でカフェに長時間入り浸るためいつも迷惑がられている。
自称「セイバーと我の愛の巣」
◇戦車男
TYPE-MOON幻のお馬鹿企画。ギルガメッシュは遠坂家に居候する引き籠り王という設定で時々外に出てストーカーしている(相手は言うまでもなく)
私物のセイバーフィギュアを何よりも大切にしており、落下しそうになった際は可愛い幼馴染のパンチラにも目もくれずダイブして死守。寝る前に愛でるのが日課。
◇Fate/GrandOrder&タイガーころしあむアッパーのオープニングで交戦し、宿敵として描かれている。
関連イラスト
関連タグ
ギルガメッシュ(Fate) セイバー(Fate/staynight)