稲姫(戦国無双)
本多忠勝の娘で徳川家康の養女。一人称は「私」もしくは「稲」。
父譲りの武芸の才を持ち、純情かつ直情的だが奥ゆかしさも併せ持つ性格。後に真田信之の妻となるが夫の出番は少なく、夫婦で会話する場面は全く無いが、義弟である真田幸村との遣り取りは存在している。くのいちからは「稲ちん」、幸村からは「義姉上」と呼ばれている。
『1猛将伝』では登場年代が早めにされており、彼女の章は金ヶ崎撤退戦から開始となる。くのいちに指摘され「武士としての生」と「姫としての生」との葛藤に苦しむ姿が描かれる。
『2』では小田原攻めからの開始。徳川家の将としての己を確立させている。
『3』では真田幸村の義姉としての部分が強く描かれ、過去の作品に比べて柔和な面も見せる。幸村とは元々気質に似た部分が多いこともあってか、後のEmpiresなどでも実の姉弟のように仲の良い姿が描かれている。ストーリー中盤で登場する甲斐姫とは小田原で一戦刃を交え、同じ姫武者としての常に敵側の人間でありながら友人同士となる。
『4』では夫である真田信之が登場。夫・信之を心から愛しているが、それ故に時勢により兄弟が相打つ悲劇を起こさせまいと苦悩することになる。
無双OROCHIでは同世代の娘、特に孫尚香や星彩と仲が良く、敵味方問わず一緒に出撃するステージやムービーが用意されていたりする。また、OROCHI2で彼女が仲間になるステージで登場するためなのか、郭嘉と絡めたイラストも見られる。