ガスト(メーカー)
がすと
ガスト(メーカー)とは、かつて存在した日本のゲームメーカーの一つで、現在はコーエーテクモゲームズのブランドである。
概要
1993年『ケイケンシステム』のアミューズメントソフトウェア開発部門を分社することで設立。長野県初のゲームメーカーとして注目を浴びた。
処女作は「アレス王の物語」
1997年に現在のアトリエシリーズの第一作である「マリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士~」を発売し知名度を高めた。
アトリエシリーズの他にもアルトネリコシリーズが有名であり、作品の音楽の良さには定評がある他、アルトネリコ、アトリエシリーズともに萌え方面にも定評がある。
一方で萌えゲーと思って手を出すとヒロインの暗黒面をまざまざと見せつけられる(アルトネリコシリーズ)場合もあるので注意が必要である。
2011年12月7日にコーエーテクモホールディングスによって子会社化され、2014年10月1日付けで兄弟会社のコーエーテクモゲームズへ吸収合併された。
以後は「ガスト長野開発部」と名前を変えるが、コーエーテクモの広報課では同開発部が引き続きアトリエシリーズの制作に携わるほか、「ガスト」のブランドは維持するとしている。
今後アトリエシリーズがどのようになっていくか、というのが専らのファンの気になるところでは無いかと思われるが、むしろコーエーテクモが持つKTGLという武器を手に入れたことで、初採用作となった「エスカ&ロジーのアトリエ」ではローディング時間の短縮やバトル面ではキャラ交代システムを入れられるようになるなどの変化をもたらした。