概要
正式タイトルは「リーズのアトリエ ~オルドールの錬金術士~」。
ニンテンドーDS向けに発売された「アトリエシリーズ」作品の第1作目である。
発売時期は『イリスのアトリエ グランファンタズム』と『マナケミア ~学園の錬金術士たち~』の間。
開発コンセプトは原点回帰であり、マリーのアトリエのようなものが目指された。
全体的にコミカルでポップな雰囲気を持っている。
キャラクターデザインは和狸ナオ。
ストーリー
ロブロンド大陸の極東地方にランデル王国という小さな国があった。そこは特に戦乱もなく、平和で平凡な国だった。
しかし、この国には重大な欠点があった。
ちょっと金遣いが荒かった王様は、いつの間にか、すごい借金をつくってしまい、ある時ついに経済破綻。
金策の主な相手だったロックハイム銀行に王国を丸ごと差し押さえられてしまったのだった。
国民は膨大な借金を返すために強制労働の日々を送ることに。
王様やお后様なども例外ではなく、なれない肉体労働をするハメになってしまった。
そんな中、銀行の監視の目をかいくぐり、こっそりトンズラする一人の少女がいた。
それがランデル王家のプリンセス、リゼットだった。
リゼットは闇夜に乗じて城を脱出し、そのまま長い旅に出た。
北へ北へ歩き続け、ついに隣国のオルドール王国までやって来たのだった。
物語は、リゼットがオルドールの首都「ミスリーン」にたどり着いたところから始まる…。
(以上、公式サイトより引用)
キャラクター
本作の主人公。詳細は個別記事。
- ロロット・ステイシル Lolotte-Stasille(CV:水樹奈々)
男なんてちょろいわね
どうすれば男が言いなりになるかを心得ている小悪魔キャラ。
リーズにだけ見せる本性は結構サバサバした合理的主義。
- アルフ・オクトライン Alf-Octrhein(CV:阪口大助)
有名になることを夢見る錬金術士の少年。
しかしリーズやロロットにいいようにコキ使われてしまう、パシリキャラ。
若干23歳にして一代で富を築いた俺様タイプの豪商人。
金の力で何でも解決しようとするが、リーズ相手にだけは上手くいかない。
女の子にしか見えない男性。いわゆる男の娘。24歳。
その容姿を利用する黒い面も持つ。
死んだフィアンセを蘇らせるのが目的、という設定な錬金術士の女の子。
かなり優秀な錬金術士だったが、妄想癖が強すぎて迷惑だったため研究施設から除籍されてしまった。
キャラが被るからという理由で、勝手にリーズをライバル視する。
読書好きで知識豊富な男の子。
一人っ子のせいか、わがままで理屈っぽく、かなりの偏食家。
非常に優れた武人だが、もともと騎士になるつもりはなく、自分の存在意義を探し求めている。
フルールの街の武器屋の親父。鍛冶の錬金術ライセンスも持っている。
甘いお菓子とかわいい服をデザインするのが好きだが、そのことは隠している。
ハイラン大聖堂を管理するマリフ一族の傍系。分家の分家なのでほぼ他人。
霊能者を名乗り、幽霊屋敷と噂されるリーズの屋敷に乗り込んでくる。
詳細は個別記事。
ミスリーン一の宿屋「銀の山羊亭」の主人。
ハイラン大聖堂で勤めているシスター。
ヘクセンリッターの前・隊長。現在は教官や事務処理を務めている。
ミスリーンの武器屋のおじいさん。孫娘のベルタを溺愛している。
ミスリーンの武器屋に併設された道具屋の店長。
11歳ながら祖父よりも高い収益を得ている。
三度の飯より読書が好きな図書館司書の女性。
結婚願望が強いが全然モテない。
長い髭がトレードマークの国王。お城に行けば割と簡単に会える。
オルドール王国の第一王子。婚期も近いが本人にはまだそのつもりがない。
オルドール王国の第一王女。少々やんちゃで度々お城を抜け出しては街で目撃されている。
- 賢者オトマル
王室に仕える識者で、オルドール王国における錬金術の祖。
錬金術法を定め、錬金術士をライセンス制とした人物。
オトマルハウスの受付嬢で、錬金術士。
錬金術関係のものを販売している。
ポーリィにそっくりな双子の姉。
グレイゴの弟子の女の子。男っぽいところもあるが、時々女の子らしい一面を見せることもある。
オルドールのずっと西にある、名もない部族の土地の生まれ。グランドバザールで露店を出している。
妖精のうでわを持っていると出会うことができる妖精さん。妖精の森に案内してくれる。
猿のような謎の小動物。女の子が大好きで、女の子に人気のコロンをいじめていることもある。
「きゅ~」という鳴き声が特徴の謎の小動物。人の言葉を真似することができる。