概要
株式会社ガストより2002年6月27日に発売されたPS2用RPGで、アトリエシリーズの4作目。
2010年4月8日には追加要素を加えたPSP版『ユーディーのアトリエ ~グラムナートの錬金術士~ 囚われの守人』が発売された。
キャラクターデザインは双羽純。
『マリーのアトリエ』『エリーのアトリエ』『リリーのアトリエ』の「ザールブルグ3部作」からシステムや世界観を一新した、グラムナートシリーズの1作目。
同じアイテムでも一つ一つの品質・主効力・従属効果が異なる、時間経過でアイテムの品質が劣化したり逆に魔力が充填されたりする、といった今後のシリーズ作品にも受け継がれる、新しいシステムを多くとりいれた。
舞台となるのは、ザールブルグから遥か東方のグラムナート地方にある小さな国フィンデン王国。
あらすじ
ヴェルンの山奥にあるライフ村の錬金術士、ユーディー。
王国暦681年のある日、時を止めるアイテム「時のお守り」を作っていた彼女は、誤って調合中の釜に髪の毛を混入させてしまう。結果として薬は暴発、ユーディーは王国暦885年の未来の世界へ跳ばされてしまう。
果たしてユーディーは、過去に戻るためのアイテム「竜の砂時計」を作り、元の世界へ帰ることができるのだろうか。
登場人物
ユーディット・フォルトーネ Judith-Volltone(CV:神田理江)
本作の主人公。愛称はユーディー。200年前からタイムスリップしてきた錬金術士。
ヴィトス・ロートス Witoss-Lotps(CV:伊藤浩資)
ユーディーに部屋代を貸してくれた高利貸し。返済金としてなんと5万コールを請求される羽目に…
ラステル・ビハウゼン Rastel-Biheusen(CV:高橋美紀)
メッテルブルグに暮らす夢見がちなお嬢様。歌うのが得意。
クリスタ・シュルツェ Christa-Shurze(CV:近藤光世)
有名な盗賊団・シュルツェ一家の一人娘だが、彼女自身は普通の冒険者。
愛称はメル。通称「リサの女神」。老師ミューレンのもとで修行していたアインツェルカンプの使い手。
ザールブルグからやってきた錬金術士。武者修行の旅をしつつ、リリーを探している。
アデルベルト・ホッカー Adelbert-Hocker(CV:茂木優)
幸運を呼ぶアイテムを探す、不幸の星の元に生まれた超絶ツイてない冒険者。
マルティン・クローム Martin-Chrom(CV:三宅健太)
自称トレジャーハンター。ファクトア神殿を中心に、財宝探しを生業としている。
ボーラー・クヴェレ Bohrer-Quelle(CV:三宅健太)
プロスタークの街にある巨大溶鉱炉ケルツェの番人。護衛の仕事もしている。
オヴァール・アイスベルク Oval-Eisberg(CV:関根宏次)
アルテノルトのそばにある氷室の管理人。「氷の山のオヴァール」と呼ばれている。
ポスト・コールシュタット Post-Kohlstadt(CV:園部啓一)
王立図書館の生き字引。ファクトア神殿に行きたいと思っているが、年のせいもあって厳しい。
パルク・スティフェル Park-Stifel(CV:高橋良吉)
自称メッテルブルグいちの有名人。フィンデン王国祭の司会進行役を任されている。
今回はアトリエのお手伝いはしてくれない。ファクトア神殿に沢山いる。
関連タグ
ガスト(メーカー) アトリエシリーズ グラムナート ヴィオラートのアトリエ