世界を変えるちからに、出会った。
概要
正式タイトルは『メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~』。
2013年3月20日にはコーエーテクモゲームスよりPSVITA用ソフト『メルルのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士3~』が発売された。PS3版のDLCをすべて収録しているほか、新しいイベントやエンディングが追加されている。
PSVITA版で追加されたエンディングは、のちにアップデートによってPS3版にも追加された。
テーマは「姫×メイド×執事=王国(キングダム)」で、ジャンルは「新訳錬金術RPG」。
キャラクターデザインは岸田メル。
CEROレーティング変更騒動
発売当初のCEROレーティングはA(全年齢対象)であったが、参考資料の提出もれがあったため出荷を一時停止、再審査の上7月29日にB(12才以上対象)へ変更された。
問題のあった具体的な箇所は発表されていないが、キャラデザ担当の岸田はtwitter上で「ジーノのケツがまずかったのかな?」(露天風呂を描いたイベントスチルで臀部を完全に露出させていた)と発言している。
それに対しネット住民からは「女性キャラ(肝心な部分だけが湯気で隠れている)の方がヤバくね?」という声も挙がっている。……どちらもCERO-Aとするにはアウトな表現だったと思われる。
ストーリー
アーランド共和国のはるか北西に位置するアールズ王国。
そこは、機械と錬金術で大きく発展したアーランドに比べ、未だ発展の余地を多く残す、小さな辺境国である。
アーランド国主ジオは旧友であるアールズ国王デジエに共和国への参加を提案。実現にむけて、まずはアールズの国力増加のため、国をあげての開拓事業を開始することになる。
アールズの姫メルルは、初めて見た彼女の錬金術に感動、半ば押しかけ気味に弟子入りを志願する。
しかし父である国王デジエは、錬金術は危険であるからと猛反対。
メルルは父を納得させるため、錬金術を使った開拓に乗り出すのだった。
登場人物
メルルリンス・レーデ・アールズ(CV:明坂聡美)
本作の主人公であり、舞台となるアールズ王国の王女。
ロロライナ・フリクセル(CV:門脇舞以)
前々作『ロロナのアトリエ』の主人公。
トトゥーリア・ヘルモルト(CV:名塚佳織)
前作『トトリのアトリエ』の主人公。
ロロナの代わりに急遽アールズ王国へ派遣された錬金術士。
ルーフェス・フォールケン(CV:子安武人)
アールズ王国に仕える執事。メルルの家庭教師も務めており、メルルから苦手意識を持たれている。
DLCでパーティに加入する。
トトリの親友で冒険者。トトリの後を追ってアールズ王国を訪れる。
ライアス・フォールケン(CV:市来光弘)
メルルの幼なじみでルーフェスの弟。ルーフェスに気に懸けられるメルルに、嫉妬を燃やしている。
トトリの幼なじみ。前作と比べ立派な冒険者になった。
フィリー・エアハルト(CV:大垣理香)
アーランドのギルドの受付嬢。トトリらと共にアールズ王国を訪れる。妄想癖が強い。
アールズ王国の現国王。メルルの過保護な父親である。
ホム(ホムくん&ホムちゃん)(CV:結城アイラ、彩乃羽由貴)
アストリッドが創った人工生命体。メルルをサポートする。
アールズの露店雑貨を切り盛りするメルルの友人。
DLCでパーティに加入する。
ステルケンブルク・クラナッハ(CV:小杉十郎太)
アーランドの元騎士。
エスティ・エアハルト(CV:佐藤利奈)
アーランドの監査担当。フィリーの姉。
アーランド共和国の国主であり大陸最強の剣士。
職人通りに開店した量販店の幽霊店主。
DLCでパーティに加入する。
アストリッド・ゼクセス(CV:田中敦子)
幼くなったロロナを連れて現れる、ロロナの師匠。
余談
本作のOPムービーには、本編には登場しない前作・前々作の登場人物も登場している。
関連作品
コミック
小説
その他
関連アプリ
- メルルのアトリエ〜アーランドの錬金術士3〜 App
- 2011年6月6日より配信のiPhone/iPod touch用エンターテインメントアプリ。現在、配信を停止している。
関連タグ
アトリエシリーズ アーランド ロロナのアトリエ トトリのアトリエ