公式設定
アールズ王国の姫で、トトリの押し掛け弟子。
性格は明るく前向きで、考えるより先に行動しがち。
都会のアーランドに憧れているが、
自国を豊かにしたいという気持ちもあり、
錬金術で開拓事業に乗り出す。
(公式ホームページより)
キャラクター情報
アーランドシリーズ3作目の主人公で、これまでの錬金術士に比べると非常に活発。またロロナやトトリと比較すると結構常識人。
武器による攻撃力も高く、道具がなければまともに戦えなかった先生たちよりも物理的に強い。
さらにスキルでは攻撃アイテムの性能を消費MPなしで大きく強化する。(その代わり使うには味方のアシストが必要)
政治の面でも人口千人(※PS3版ではたったの百人)の小国をわずか5年で数十万人にしてしまうチートっぷり。
錬金術士としても王族としても大物に成長する素質を秘めていて、イベントの進め方によっては人気者になりすぎてトトリやミミまでメルルの取り合いを始める。
とはいえ序盤はまだ原石の状態であり、国を発展させて人々の役に立とうとすることで少しずつ成長していく。
性格は裏表がなく、思ったことをそのまま口に出すタイプ。国王である父親に向かって「おたんこなす!」と叫んだことも。何事にも真剣で情熱的であり、いかにも主人公らしいキャラといえる。
難しいことを言われると理解できないが、割と気合いで何とかしてしまう。
こういう性格の為か、戦闘時も同じく錬金術士で装備が「杖」となっているトトリやロロナの通常攻撃は、クラフトやうにを投げるという一応錬金術士らしい(?)攻撃方法なのに対し、メルルの通常攻撃は魔法の杖(鈍器)で直接殴り掛かる。
対象がモンスターの大群のど真ん中にいようが巨大なドラゴンだろうがお構いなしに目の前まで駆け寄って直接殴り掛かる。後ろに控える護衛を置いてきぼりで。お姫様が。
お姫様らしくないことは自覚しているらしく、国の発展のためとはいえ土木工事の資材調達やモンスターの排除など、かなりワイルドな仕事を次々とこなす。ちなみに好物はキノコ。
トトリほどでは無いがネーミングセンスがイマイチで、備忘録の役割を果たすメモ帳をメメモ(メルルのメモの略)と呼んだり、ちむをモチーフにした人形をちむどーると名付けたりしている。
なお、まだ若くて未成年なためかホムンクルスを作る材料についてはトトリ先生から教えてもらっていない。
テーマソング
戦闘BGMに歌詞をつけた錬金少女メルルのうたという持ち歌があり、ゲーム中でも城下町の女の子に話しかけると切り替えができる。
昭和の魔法少女を思わせる曲調で人気が高く、ネット上でのゲーム音楽ランキングでは上位に食い込むことも多い。
なお、「メルルパンチ」や「メルルキック」といった物騒な名前の必殺技が出てくるが、そんな技は使えない。
数年後、自分の名前を冠したキック技を使う錬金術士の後輩が現れたが‥‥
pixivにおけるメルルリンス・レーデ・アールズ
このキャラクターの通称であるメルルのタグが用いられていることが多く、
メルルリンス・レーデ・アールズというタグは比較的少数である。
ただし、メルルというキャラクターは他にも複数存在する(当該記事参照)ため、
このキャラクターのイラストを検索するなら「メルル」「メルルのアトリエ」で検索すると望ましい。
ルルアのアトリエ
初期年齢22歳。身長158cm。
王族の責務から解放された影響もあって、お転婆っぷりにさらに拍車が掛かり各地を飛び回っている。そのためルルアたちが訪ねてきた際もニアミスしてしまうことがしばしば。
また、とある人物に影響されたのか、アールズの平和を守る謎の人物・マスクドMとして活躍している。
明らかに衣装でバレバレなのだが、ルルアは一度疑っただけですぐに違うと言い結局気づかなかった(ちなみにこれ以前にも『メルルのアトリエ』の小説版では同様に仮面を自作してマスクドMと名乗ろうとするエピソードがあるのだが、この時は道で会う人全員に一目で気付かれていた)。
トトリ曰く、錬金術を教えるのがうまくないらしく、実際にルルアに錬金術を教えてたつもりがいつの間にか別の話に変わっていた。(擬音ばっかりのロロナよりは多少マシらしい)
5月末に配信のDLCにてパーティキャラとして参戦が決定。
同日配信予定のトトリと合わせて戦闘パーティを5人全員錬金術士で固めることが可能になった。
戦闘時はとある人仕込みの剣と錬金術で作ったアイテムを駆使して戦う。
だが剣を使ったスキルはぶっちゃけスケさん寄り。
(師事した人寄りのスキルだと得物も相まってこの人と被るためか)
インタラプトスキルは後衛の際に設定したアイテムを、物理攻撃の後に確率で使用する形となっている。使用回数がゼロになると,使用する確率が大幅に下がる。
後衛時は自身のステータスを上げるスキルを使用し、必殺技時にそのステータス上昇分ダメージが上がる仕様となっている。
必殺技の際のBGMはお馴染み『錬金少女メルルのうた』。
‥‥20過ぎても少女は少女である。
ネルケと伝説の錬金術士たち
本編終了後というよりも新・ロロナのアトリエからロロナ、トトリ、ステルクと共に参戦。
終了後のためアールズは発展済みなものの、シリーズの錬金術士との出会いから更なるアールズ発展のために、いろんな知識や技術を得ようと奮闘している。
常識人っぷりはここでも発揮され、ロロナが「みんな一緒だと楽しい」、トトリが「この辺の敵が弱いからもっと強いモンスターに会いたい」という理由でパーティ入りする中「他の錬金術士と採取に行くと世界によって採取のやり方が違うから、意見をまとめるのが大変」という彼女らしい理由でパーティ入りする事になる。
一方で主人公のネルケは「未成年ながら管理官として街を発展させようとしている」と立場的に本編のメルルに近いのだが、「管理官なんてお若いのに凄いですね」やら「貴族なのに凄い体力」などおまいう発言も飛び出している。