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20000形の編集履歴

2016-05-01 15:34:20 バージョン

20000形

にまんがた

小田急電鉄が保有していた特急用車両。ロマンスカーの一員。愛称はRSE

小田急電鉄が小田急新宿から国鉄→JR東海御殿場線までを直通運転するあさぎりに使用していた3000形SSEの置き換え&特急格上げ用として登場した。
何でも統一することに定評のあるJR東海へ乗り入れるため、小田急ロマンスカーのスタンダードであった連接構造、展望席をなくし、更には箱根特急にも使用できるように編成全長140mほどの20m7両編成で設計された。

細かい仕様

各車両は微妙に差はあるものの長さは基本的に20mで編成中間の3号車と4号車は小田急初の2階建て車を連結している。旅客用乗降口は757mm幅の折戸を採用している。座席の位置がホームよりも高いハイデッキ構造を採用している。
座席はすべての車両が回転式リクライニングシートで1号車、2号車、5号車、6号車、7号車は2+2配置の普通車。3号車と4号車の1階席は車体幅の関係から1+2となっていた。シートピッチは全車両1000mm
3号車と4号車の2階席はJRで言うグリーン車にあたる特別車で座席が1+2、シートピッチ1100mmで配置されていた。肘掛けを含めた座席の幅は1人がけで660mm、2人がけで1300mmありゆったりと座ることが出来る。1階普通席も座席の幅や仕様は普通席と同じであったが、座席配置やシートピッチはグリーン車と同じ1100mm、横1+2列という乗り得な座席であった。

歴史

1991年3月16日に運行を開始。御殿場線直通の特急あさぎりだけでなく、予備編成は小田急線内の箱根特急にも使用された。
1992年10月25日には団体列車として身延線富士宮まで入線した。
JR東海の保有する371系は1編成しか存在せず、当車が検査等で運用を離脱するときは2編成存在する小田急車が代走した。371系はJR東海エリアでホームライナーにも使われていたが、RSEはホームライナー運用に入らなかった。371系検査時のホームライナーは整理券不要の快速列車として運行された。(静岡県内で数少ない快速列車である)
2012年3月17日のダイヤ改正で運転区間を新宿から御殿場まで短縮し、車両をMSE60000形に変更しRSEはあさぎり運用から引退。371系もあさぎりから撤退した。
引退直前の時期に富士急行が取得に向けて交渉に入ったという報道がされ2013年10月にRSEの富士急譲渡が公式発表された。日本車輌豊川蕨製作所で改造され、2014年7月12日から『フジサン特急』専用車両として運用が開始された。なお、富士急行での形式名は8000系である。ちなみに日本車輌は小田急電鉄10000形HiSEの長野電鉄への譲渡改造も手がけている。