金田一「君にこの謎が解けるか!?」『"バンッ”』
概要
事件関係者の正面画を2段に並べて表示される。
作中でその人が死亡した場合白黒で表示され、残った関係者の中から誰が犯人なのかを推理していく。
基本的にリストに載ってない人物が真犯人や被害者になる事は無い(但し例外あり)が、犯人が2人以上の場合や死んだと思われた人物が真犯人だったというケースもある。
元は漫画版からの転用であり、実写版でもCM前のアイキャッチとして使用される事があった。
TVアニメ版ではサブタイトルに加え、次回予告終了後のミニコーナー(エンドカード)として採用されており、振り返った金田一が「君にこの謎が解けるか!?」の台詞の後、容疑者リストが上下から流れ完成した時に右下に「次回お楽しみに!」のテロップが表示される。
途中(悲恋湖初期)まで使われていた「真犯人はこの中にいる~!」という金田一の小物っぽい演技は語り草である(金田一が成長したのだと思おう)。
なお、墓場島殺人事件ファイル3以降ではエンドカードが本作のプチ情報を告知する「金田一少年のかわら版」になった。
アニメ版『金田一少年の事件簿R』ではプラカードというよりはトランプのような演出にされていた。また、この事件では被害者が最後まで生死不明だったため、被害者の写真の色が通常と異なっていた。(通常は青色。この回では赤色。)
堂本剛版ドラマの第2シリーズでは、コマーシャル後のアイキャッチにてこれが採用。写真は白黒であり、被害者には「Dead」の文字が付いていた。
原作には、吹き出しに頭部分が映って、誰が喋ったかを分からせる演出もある(CASEシリーズ終了後に使われ出した)。
ラブコメアニメにはないストイックな演出、謎が判明するまでドギマギする緊迫感が癖になり、推理もの以外でパロディに使われることも多い。
似たリストでデッドリストがあり、「魁!!男塾」などで使われていた。
犯人ではなく生存者(生き残り)と死亡者を当てる演出となっている。