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60000形

ろくまんがた

鉄道車両の形式の1つであるが、小田急電鉄のみで使用している。 ここではの特急形車両(ロマンスカー)である小田急60000形について紹介。
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概要

小田急が50000形VSEに続いて登場させたロマンスカー用の電車。「メトロはこね」や「メトロホームウェイ」など東京メトロ千代田線に直通する特急列車に使用するために作られた、日本初の地下鉄直通座席指定制特急車である。愛称は「Multi Super Express」の略である「MSE」で、その名の通りの幅広い運行が可能であることを表している。

車両デザインはVSEに引き続き建築デザイナーの岡部憲明氏が担当し、VSE譲りの緩やかなデザインに仕上げられている。車体はフェルメールブルーのボディにオレンジヴァーミリオンとホワイトのラインが入ったカラーリングを纏い、大きめの号車番号とMSEのパーソナルロゴマークが入る。一方で千代田線への直通や30000形EXEと同様の編成分割を行う点から20mボギー車の6+4両の構成となった。6号車と7号車は貫通型運転台となっており、自動幌装置を搭載する。また、地下鉄路線に入線する関係上、非貫通型先頭車にも非常用貫通扉が設けられており展望席の設定がない。
このようにEXEとVSEを足して2で割ったような車両となっている。
行先表示機には新機能として任意の文字を表示する「任意愛称表示機能」が導入され、臨時や団体などにも柔軟に対応できるようにしている。

内装もVSEを彷彿とさせる高い天井高さとなっており、薄い背もたれも相まって窮屈さを感じさせない客室となるように設計されている。3号車と9号車にはカフェカウンターと自販機を設置し、カウンター向かいには自動体外式除細動器(AED)が設置された。これは日本の鉄道で初めてのことである。

保安装置は落成時点で小田急線内のOM-ATSと新型のD-ATS-P、地下鉄線内の新CS-ATC(4両編成単独での走行がないため7号車のみ非搭載)を搭載しており、後に御殿場線用のATS-PT(6両編成のみ)も追設された。

運用

2008年の運用開始時は千代田線直通運用に専念する状態が続き、新宿発着の運用がまるでない状況がしばらく続いた。その一方で江ノ島線直通の「湘南マリン号」や「ニューイヤーエクスプレス」などといった臨時運用も次々とこなし、地下鉄直通の臨時列車にも充てられるようになった。
2012年3月17日のダイヤ改正で20000形371系「あさぎり号」の運用を外れてからはMSE車が就くようになり、保安装置の追設でJR御殿場線にも乗り入れるようになった。また、あさぎり号以外でも新宿発着の定期運用が生まれ、より幅広く活躍するようになっていった。まさに「マルチ」なロマンスカーである。

編成表

2016年現在、6両編成5本と4両編成3本が在籍している。

箱根湯本・藤沢・御殿場← →北千住・新宿

1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車8号車9号車10号車
クハ60550デハ60500デハ60400デハ60300デハ60200クハ60250クハ60150デハ60100デハ60000クハ60050
運転台WC自販機 AED車椅子席 WC中間運転台中間運転台車椅子席 WC自販機 AED運転台

関連イラスト

今あさぎり 昔あさぎり
ロマンスカーMSE箱根湯本駅



関連タグ

小田急電鉄 ロマンスカー 小田原線 江ノ島線 MSE 50000形(VSE)
東京メトロ 千代田線 有楽町線(2011年のホームドア設置まで有楽町線直通の「ベイリゾート号」として走行していた)
JR東海 御殿場線

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