概要
初出は初代KOF94。KOF99以降は「韓国チーム」という名前だったが、
最新作KOFXIIIでは再び「キムチーム」になった。
キム・カッファンが率いるチームで、元犯罪者のチャン・コーハン、
チョイ・ボンゲの更生を兼ねて修行と大会参戦を行う。
チョイとチャン以外でもキムの弟子や関係者がチームに加わり、
KOF99からはジョン・フーンが、KOF2001からはメイ・リー
がチームメンバーとして初参戦している。
KOFXIIIではそれまで登場していた面々は加わらず、
XIVでチャンとチョイが悪人として参戦するため新たにキムの師匠ガンイルと愛人のルオンがチームメイトして登場する。
更正修行
チャンとチョイはそれぞれの理由でキムに捕まり、更正修行をさせられている。
2人とも元悪人なのにしおらしくなっているが、キムやジョンが恐ろしくて閉口しているだけで、修行は嫌々である。
当初はチャン、チョイ両名とも更正の意思は無く、キムのもとからの脱走の機会をうかがっていた。エンディングでも更正したふりをして一度はキムを感動させるが、結局は本音がバレてキムが更正に一層の熱意を燃やすというパターンが度々ある。
しかし、作品を重ねる毎にキムに対しても少し仲間意識を抱いてきた様子を見せることがある。また、近年ではキムの下から脱走することは半ば諦めているようである。
「99」からキムのライバルであるジョンも参加するが、更生方針を巡ってもめており、チャンやチョイはうんざりしている。それどころか他チームのメンバーンからは「ただの痴話ケンカだろ!」とまでいわれている。
『2003』のエンディングにおいて、夕日を見て悪を倒すことを志しているキムに対してチャンが「水臭いですぜ、ダンナ」と発言してるが、真意は不明。
『XI』のストーリーでは、チャンとチョイはキムの乗る飛行機を見送るときに少しだけではあるが、寂しさを感じている。
長年に渡って更正は成功しておらず、当人達も更正する気は無いままである。だが、いずれも根っからの悪人では無いようで、近年では性格もだいぶ丸くなり、茶目っ気も見せるようになった。
また、更正に異常な熱意を燃やすキム(『'99』以降はジョンも)にチャンとチョイは常に振り回されており、ストーリーではむしろチャン達のほうがまだ常識人であるように描かれることも度々ある。