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言論弾圧の編集履歴

2016-06-26 23:46:47 バージョン

言論弾圧

げんろんだんあつ

言論弾圧とは、不当な圧力で言論の自由が奪われることである。

概説

政界(政権党である場合と政権奪取を目論む攻撃的な野党の場合とがある)・官界・宗教界・財界など各界各級の権力者、政府機関ではないものの与党、公認政党の幹部、すでにそれらの地位から引退したフィクサーなど実力者あるいはそれらと協力関係、支配・従属関係にある圧力団体(多くの場合、私兵や事実上の私兵を有する)による不当な圧力によって、国民全体または一部の国民が、言論の自由を奪われる行為や、その様のことを言う。


言論統制との使い分け

また、前述の者の推奨する1つの思想・言論だけを優先して、それ以外の思想・言論を一切禁止する、または意にそぐわない言論に検閲・修正を求めることは『言論統制』と呼ばれる。

字面から分かる通り言論統制よりも強圧的なニュアンスであり、通達、命令だけでなく印刷所や放送局を制圧するなど実働部隊を用いて実力行使を行った場合にこの表現が行われることが多い。同時に行われることも多々ある。

特に共産主義全体主義国家ではその傾向が強い。

ベトナム戦争時代のアメリカなど民主主義国家でも発生することがある。当時のアメリカにおいてはFBIが長官フーバーのもと、東側の秘密警察に近い違法行為を行っていた。


政府以外による言論弾圧

フィクションなどには支配構造が表の政府と裏の犯罪組織(教団、巨大企業などのケースもある)など二重構造になっており、表の政府の法で言論の自由が認められているにも関わらず犯罪組織の掟によって非合法とされ弾圧(多くの場合殺害)を受けるケースが多く見られる。

現実の世界でも学校、企業内部で不祥事が発生した場合、もみ消しを図る学校・企業側が情報を口外した生徒、社員を処分するなどの形で発生することがある。企業における内部告発者の左遷などはよく報じられる。

政府と地方自治体の長の所属する政党が異なる場合など、自治体の長が政府の方針に反して行う例もある。


関連タグ

ゲシュタポ - 政府による言論弾圧を描く時使われることの多い題材。

ナチス親衛隊

KGB

禁酒法時代 - 政府以外による言論弾圧を描く時使われることの多い題材。

アル・カポネ

マフィア - 1920年代以外にも第二次世界大戦後のマフィアを扱った作品、中南米のマフィア支配国をモデルにした国を舞台とする作品で弾圧側として多く登場する。

デスパーシティ

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