概要
『新・世界樹の迷宮2』のストーリーモードで登場するキャラクター。
本作のヒロインであり、カレドニア大公国の姫である少女。
フルネームはアリアンナ・カレドニアで、初期職業はSQ3に登場したプリンセス。
『印の娘』としてハイ・ラガード公国にあるギンヌンガ遺跡にて百年に一度の儀式を執り行う運命であり、その為の護衛としてミズガルズ図書館から派遣された主人公たちと出会う。
深窓の姫君らしく心優しくおっとりとした性格だが、世間知らずゆえにズレた言動も多い天然系。
シリーズ名物のFOEである狂乱の角鹿に初めて遭遇した際には「丸々と太っていて、ステーキにしたらとっても美味しそうですね!」と言い放ち、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
主人公に対して好意を抱いてるらしく、特典についていたミニ漫画ではベルトランの無神経な発言(主人公が他の女性(エクレア)と待ち合わせして出かけるのを見て溜息ばかりするアリアンナに「カノジョに決まっているだろ」)でいつもの笑顔のままマジ泣きしてそのまま惚けた(「いえ、よいのですみなさん。私も薄々気づいていたことなのです。だってファフニール様は誰よりも機転が利いて頼りがいがあり、さりげない気配りのできる心優しい立派なお方…ハイラガ女子がみすみす放っておくはずありません。」)。
ゲーム中の表情差分は50枚以上と発表されており、プレイ中はコロコロ変わる豊かな表情を見せてくれる。また、初回特典のサウンドトラックやポスター等ではセーラー服姿やウェディングドレス姿を披露している。
職業のプリンセスは、「味方の力を利用して戦う」職業であり、味方一列を補助する「号令」を中心に、バフ・デバフの解除、特殊なHP回復技、TPやフォースの回復、味方の属性攻撃に合わせて同じ属性で追撃する「リンクオーダー(Ⅰ・Ⅱ)」の攻撃力も侮れず、仲間と連携することで何でもこなせる職業である。
スキル的には後衛向けに見えるがSTR/TEC/VITがバランスよく高く重装備可能なため前衛でも戦っていける。STRとTECを参照するドクトルマグスの巫剣や、VITとTECを参照する回復スキルなら本職同等の性能を引き出せるため、本来のプリンセスのスキル傾向とは異なる役割を持たせることもできる。
彼女、シナリオ上護衛される側のはずなのだがパーティで2番目に頑丈なので、前列で加入したまま前列で運用する人も多い。
装備面でももともと装備できる剣に加え、杖とあとなぜか鞭がデフォルトで装備可能。
その影響か混乱時のボイスが……
なお、「アリアンナ」という名前はイタリア語読みで、ギリシア語読みでは「アリアドネ」となる。本編終盤では、そのことを踏まえた台詞も登場する。