概要
動物の頭部を持ち、二本足で歩行する亜人種「ジューマン」達が住む異世界。
人間界の中世くらいの文明らしく、電気や機械は存在しない。建造物は立方体が中心となった、独特のデザインが基調になっている。
リンクキューブによって人間界と往来する事ができていたが、ある時、何者かによってそのキーである『王者の資格』の一つが盗まれ、ラリーを始め、多くのジューマンが戻れなくなってしまった。
その犯人である『鳥男』ことバドは盗んだ『王者の資格』を子供の頃の風切大和に与えており、第1話で偶然リンクキューブに遭遇した大和がそれをはめ込んだ事により、リンクキューブの機能は復活したが、デスガリアンの地球襲来による混乱の隙に、バドが再び『王者の資格』の一つを持ち去ったため、再び人間界とジューランドの扉は閉ざされた状態になっている。
これらリンクキューブや『王者の資格』は、古の鯨のジューマン・ケタスが作ったという事が、第28話にて明かされた。
ケタスの残した立体映像によれば、かつて襲来した邪悪な怪物に立ち向かったケタスに、地球が神秘のパワーを与え、それと呼応して生まれたキューブホエールと共に怪物を撃退。そのパワーの結晶から、ジューマンを守る力になるようリンクキューブと『王者の資格』を作り出したケタスはジューランドを建国し、初代大王となったのだという。
しかし、現在ではこの歴史は伝わっていないようである。
劇場版映画では、他にも人間界に取り残された多数のジューマンがいた事が判明。彼らはサーカスを結成して人間界で何とか怪しまれずに生活しており、ペルルのように人間界で生まれ、ジューランドを知らない子供もいる。