概要
ファイアーエムブレム封印の剣に登場するベルン王国軍の三竜将の一人であり三竜将の紅一点。負傷者や、家族を持つ兵士達の事を気遣うなど人格者で、将としての才能も高く、序盤からいきなりリキア同盟の猛将、ヘクトルを倒している。
ロイ達が王都へ攻め込んできた際にはゼフィールと共に戦う事を望んだが、陛下の勅命によりイドゥンを連れて竜の神殿へと向かい戦場から姿を消す。通常はここで本編終了となるが、ここで神将器が集まっていた場合、神殿の場所を突き止めたロイ達にベルン最後の将として戦いを挑んでくる。陛下には幼少の頃から強い憧れを抱いており、暗闇の巫女の出現や戦闘竜を率いるなど急激に力を増した今のベルンに戸惑いつつも、ずっと憧れ続けてきた陛下の姿に部下共々苦言を呈すことはできないという感情で見ている。ちなみにマードックの討ち死にには「無念です」に対して、ナーシェンの討ち死にには「そうですか」という感情で見ている。
なお戦闘では「ベルンは敗れぬ! 我らがここで倒れても何度でもよみがえる!!」というどっかの大佐のようなセリフを吐く。まあ、その言葉は国を売りベルンを滅ぼしたギネヴィアの手によって果たされるというある意味では皮肉な形で実現されたわけだが。
賢者ということで魔力が高く、サンダーストームなどを使ってくる。また、魔法を使うユニットにしては守備がカンスト寸前と妙に高く、烈火の剣と違い魔導書の重さがほとんど影響しないこともあって意外と強敵である。とはいえ、HPはボスの割には低い為、前ステージでゼフィールを撃破したパーティならば苦戦させられることはまずないだろう。が、ハードモードでは一転して魔力がカンストしており、敵軍にリリーナがいるようなものである。ただノーマルでも異様に高い守備もハードではカンストしており、リリーナと違い技もあるので実際は強化版リリーナという辺り。
ストーリー上では仲間になる事は無いが、トライアルマップでは本編を4回クリアすることで仲間になる。この時はリザーブという非常に希少価値の高い杖を持ってきてくれる。
なお、一応年齢は20代のようであるが結構おばさんっぽい外見である気はする。