ダンゴムシ
だんごむし
汎甲殻類に属する節足動物の一群。
特徴
大豆を半分に割ったような楕円で丸い体を持ち、危険が迫るとアルマジロのように体を丸めて全身を甲羅で包み込む。
この姿からダンゴムシと名付けられたほか、マルムシ、ボールムシなどとも呼ばれる。
昆虫のように頭部・胸部・腹部に分かれているが見た目上の区別は付け難い。
色は鈍い光沢を持つ黒に近い灰色から赤茶、白など。
黄色い点が並んでいるのは主にメス(稀に似た模様のあるオスが出ることもあるようだ)。
幼生は真っ白い体で、徐々に色が濃くなっていく。
主に落ち葉を主食としており、腐肉に群がるといった事も珍しいが、実は魚肉を非常に好む。そのため自然界の分解者としての役割が強いが、新鮮な葉も食べてしまうため害虫扱いされることもしばしばある。
隙間にもぐりこむ性質があり、庭の石の下とかによくいる。