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2100系の編集履歴2016/10/09 14:33:34 版
編集内容:伊豆急2100系R-5編成の改造工事について記載。

21世紀にちなんだ形式が多い。現役車両としては、以下の形式で知られる。

  1. 伊豆急行 2100系
  2. 長野電鉄 2100系 「スノーモンキー」(元JR東日本253系)
  3. 阪急電鉄 2100系(能勢電鉄にほとんどが譲渡、現・1500系)
  4. 一畑電車 2100系 (元京王5000系)

伊豆急行2100系

1985(昭和60)年デビュー。先頭車と最後尾の運転台寄り半分は展望室(展望室は立席乗車不可)となっており、またその他の座席および中間車は山側はクロスシート、海側が海が見えるように配置されたロングシート(ソファーのように肘掛がある)となっている。また、海側は展望のため大型の連続窓が採用されており車両の側面の窓は左右非対称となっている。編成中央にはロイヤルボックス(グリーン車扱い)が連結されていた。これはトンネルに入ると天井にイルミネーションが点る工夫がなされており乗客からは好評だったのだが、現在はロイヤルボックスは特急運用時などのときのみ連結され、普通列車としての運行時は編成から外されている。

初期型2編成(R-1編成とR-2編成)は走行機器を100系から一部流用しているが、それ以降の編成(R-3編成からR-5編成)は全機器新成した車両。R-4編成からはパンタグラフが下枠交差型に、速度計はディジタル表示になった。続く増備車となるR-5編成は"Alpha Resort21"と銘打たれ、デザインが丸みを帯びていることに加えて灯火類のデザインも異なり扉もプラグドアになっている。

運転台機器はR-1からR-4編成では主幹制御器、ブレーキともに縦軸型であるがR-5編成のみ主幹制御器が横軸、ブレーキは縦軸となっている。主制御器は全車抵抗制御で制動装置も全車発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキとなっている。

現在はR-1編成とR-2編成は廃車(走行機器に流用品があり、経年と塩害による傷みが激しかったため)となり、R-3編成は伊豆急100系の塗色、R-4編成が黒を基にした塗装の「黒船電車」となっている。

R-5編成は横浜-伊豆急下田間を結ぶ新たな観光列車とすべく2016年9月から改造工事に入っており、2017年7月に再デビュー予定となっている。ちなみに改造工事にあたってのデザイン・設計はJR九州の車両デザインに定評のあるドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏が担当。

長野電鉄2100系

老朽化した2000系の代替として成田エクスプレスとして使われていたJR東日本253系を2編成6両譲受したものである。改造は少なくワンマン仕様への改造、貫通扉の閉鎖、洗面所と公衆電話の撤去程度である。トイレは撤去せず閉鎖しただけである。

全車自由席、乗車には特急券が必要になる。湯田中方面先頭1号車の運転席後ろの個室は、個室指定席「Spa猿~ん」であり、利用には事前予約が必要となる。

外観はおおむねオリジナルの状態を保っているが、塗装はオリジナルのE1編成と赤白のツートン塗装となったE2編成と異なっている。

阪急2100系

画像は能勢電鉄譲渡後

阪急2000系宝塚線用の低速型である。電動機の出力を低下させたものである。しかし宝塚線の高速化に際し障害になるとして子会社の能勢電鉄に譲渡。能勢電鉄では1500系として活躍している。

一畑電車2100系

1994年から翌年にかけて、京王5000系2両編成4本を改造して導入。2103編成はイベント対応車「楯縫」号、2104編成はラッピング電車「ご縁電車しまねっこ号」となっている。

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鉄道 2000系 2100形

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