メレオロン
めれおろん
特質系能力者
メレオロン自身の戦闘力は極めて弱く、キメラアントの中でも最低レベル(銃弾で死ぬような雑務兵と同等であると本人も語っている)である。
透明能力(仮称)
カメレオンらしく、自分を(衣服諸共)視認できなくする能力。
感知されなくなるのは視覚だけで、音や足跡、円などでメレオロンを見つけることは可能である。
なお、この能力はラモットによる念の選別が行われる以前から使うことができた。そのため、コアラのキメラアントに対して「オレに(人間回収を)やらせれば敵を暴れさせることもなくスマートに捕獲できる」(キメラアント全種の保有する神経毒との併用か)と語っているシーンがある。
神の不在証明(パーフェクトプラン)
自身が呼吸を止めている間は、誰にも自分の存在を気付かれない能力。
気配や音、触った感触、匂い、円での感知など、メレオロンの存在を知る為のあらゆる認識がスルーされる。メレオロンによれば「『影が薄い』『存在感が無い』という現象を極端にしたような感じ」らしい。
ただしメレオロンの体から離れた残り香や血痕などは認知されるため、能力発動中でも「誰かがいる」ことを察知される場合はある。
また感知できなくても直に触ること自体は可能なので、敵の放つ攻撃に当たる危険がある。
メレオロンが呼吸を止めることができる時間は最長で2分程度である。
これを発動している最中に息を止めたまま即死した場合にはどうなるのかは不明。
神の共犯者
「神の不在証明」発動中、メレオロンが手で触れている者にも「神の不在証明」の効果が連動する。
共犯者の念にも効果がある為、能力を使っても認識されない。
共犯者が呼吸を止める必要はないため、メレオロンに向けて喋ることができる(勿論周りには聞こえない)。