「救えねえ」
概要
CV:堀内賢雄
コアラによく似た外見をしているため、公式では「コアラ型」としか書かれておらず本名は不明。かなり小柄で、マフィアのような黒スーツ・黒ネクタイをしている。一見して弱そうだが体は極めて頑健で、丸太で殴られても逆にへし折れるほど頑丈。
上司は後にゴン達の仲間になるが、人間時の記憶を忘れていた当時は性格が全く異なり関係性は険悪だった。
記憶ベースとなったのは殺し屋であり、記憶を取り戻してからも「同じこと(=殺人)をしている」と落胆していた。人間を生け捕りにせずその場で殺し「すぐ肉団子にすればよい」と嘯いていたのは、生きたまま加工されたり残虐な同胞になぶり殺しにされるよりは、という彼なりの慈悲によるもの。
王(メルエム)の出奔に伴いハンター協会に投降し、人間を二度と襲わないと誓う。
キメラアント討伐作戦終了後はかつて殺した少女が蟻として転生したのを知り、彼女に胸の内を明かし謝罪。彼女の永遠の部下となることを決意し、ついていった。
能力
蟻編の途中で、師団長及び兵隊長は強制的な洗礼により念能力に覚醒しているのだが、念能力は不明。
固有の特技として、携えた瓢箪からグビグビ飲んだ水をテッポウウオのように吹き出し、相手を射殺することができる。
ただし水圧による貫通ではなく、被弾した後に目などから大量の水を噴き出し絶命するという異常な死に方をするためなんらかの能力の可能性がある。