選手として
概要
中学の頃から本塁打を量産するスラッガーとして注目され、高校進学の際には、関西の強豪校の推薦も受けたが、松坂大輔への憧れから、神奈川県の横浜高校に進学。
横浜高校ではその無類の長打力を買われ、1年生ながら4番を任された。
3年生春に行われた花巻東(岩手県)との練習試合では、現西武の菊池雄星からソロホームランも打っている。
2009年のドラフト会議で、横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)から1位指名を受け、入団。
背番号は「55」(現在は「25」)。背番号とその長打力から「ハマのゴジラ」と呼ばれた。
2012年からチームの監督を務める中畑清も「凄い選手が入ってきた」と期待を寄せた。
中畑監督の期待通り5月に1軍に昇格すると得意の長打力を生かし、ホームラン10本を記録。
プロ入り初の規定打席入りを果たした。しかし、打率は規定打席入り打者の内では最低であった。
2013年シーズンは昨年の雪辱を果たすかに思われたが、怪我が重なり、出場23試合、1本塁打
に終わった。
2014年シーズンからは外野手(レフト)として起用され、キャリアハイの成績を残した。
2015年シーズンからは4番打者として出場を続けており、2016年には史上初の3試合連続マルチ本塁打(1試合に2本以上の本塁打)を記録し、本塁打王・打点王の2冠に輝くなど、リーグを代表する打者となった。また、野球日本代表の侍ジャパンメンバーの常連でもある。
プレースタイル
かつては長打狙いのスイングで一発のパワーはあるがミート力に乏しく三振も多かったが、2014年以降は打率も継続して3割以上を記録している。
チャンスにも強く、2016年の得点圏打率は.393でリーグトップである。
体勢を崩されながらも横浜スタジアムのライトスタンド最上段の看板までボールを運ぶ桁違いのパワーの持ち主であり、2016年の全43本塁打のうち13本が逆方向への打球である。
守備については評価が別れるが、守備指標の一つであるUZR(リーグにおける同じ守備位置の平均的な選手が守る場合に比べて、守備でどれだけの失点を防いだかを示す)では2014年に5.2、2016年に3.5と平均的な数値を残している(ただし2015年は-10.6と悪い)。また2015年には捕殺でリーグトップ(10)を記録している。