クリーパー(Creeper)とは、
Minecraftにおけるクリーパー
プレイヤーを発見すると、一定距離まで近づいてきて自爆するモンスター。
その際に導火線に火がついたような独特の音を響かせるのが特徴。
他のモンスターと違って呻き声を発しないため、死角から近づかれると気づくことができず、着火音を聞いたと思ったら爆死しているというケースが非常に多い。
概要
外見は緑色をしていて、まだら模様とも思えるようなデザインをしている。
(Creeperとは『這うもの』や、『つる植物』という意味を持っているため、
恐らくふたつの特徴を含有しているものと思われる。製作者であり生みの親である
Notch氏いわく、「カサカサした植物のような質感」と名言されている。)
顔は目、口にあたる場所がぽっかりと孔が空いたように描かれており、腕や手はなく、小さい脚が前後に一対ずつ生えている。
これはクリーパーが豚のモデリングの失敗作を流用して誕生したためで、クリーパーは蹄のある4本足を持っている。
基本的に『ゾンビ』や『スケルトン』、『スパイダー』などの他の地表でよく見かける
モンスターたちは昼間になると炎上するか凶暴性を失い無力化するのだが、
クリーパーは平然と活動し続けるため、夜が明けたからといっても油断ができない。
彼らの攻撃手段は「自爆する」事のみであり、それ以外には何もない。
しかしその威力は強烈で、難易度ノーマル以上では密着状態で自爆されると
10ダメージを受ける、つまり即死する上に更に周囲のブロックを破壊する効果を持つ。
基本的に音もなくプレイヤーに忍び寄り、自爆するのが主な習性である。
また、火打石などを用いて火をつけたブロックで引火すると爆発する。
Minecraftは世界がブロックによって構成され、そのブロックの組み合わせで
あらゆるものが作り上げられているため、それを爆発破壊するという性質上、
単に殺されてしまうという以上の意味で恐れられている。
家が壊れる、苦労して入手した希少なブロックやアイテムが消失する、
設備が破壊されるなどその被害には暇が無い。
ダイナミックなリフォームを施してくれるその所業から、プレイヤーからは某番組とかけて『匠』とも呼ばれている。
体内には火薬が詰まっており、倒すとドロップすることがある。
この火薬はそのままTNT(爆弾)等にクラフトして再利用が可能なため、
彼らの体内では何らかの反応でこれに点火し、爆発しているようだ。
スケルトンの弓攻撃を受けて倒れるとまれにレアアイテムの『レコード』を落とす事がある。
人間はプレイヤー(たち)以外に居ない未開の大地でなぜ彼らがレコードを落とすのか、
彼らは何者なのかは謎である。
ゴーレムや狼といった友好MOBはクリーパーを攻撃しないという特性を持つ為、他の生物に攻撃させて他所で自爆させるという戦法を取ることは出来ない。
更に遮蔽物ごしにプレイヤーを見つける能力があるため、家から出たら/入ったら居て
壁に大穴を開けられるなどの被害もあるため非常に恐ろしい存在である、本当に。
この仕様により、プレイヤーが家や建造物に窓や塀などを設けることは単なる飾り以上の
ゲーム上の戦略的価値を持つことになり、実質的にゲーム性に貢献しているという面もある。
なお、モンスタースポーナーは存在しない。(MODやマップエディターを使用した場合は別)
また、一部のMODを導入することでクリーパーを自爆不能にして無害化することもできる。
逆にクリーパーの爆発を強化したり他のモンスターまでクリーパー化(自爆攻撃をしてくる)させるMODまである。
当然後者は大規模な地形破壊要素を含むので導入には注意と覚悟が必要である。
「サバイバル要素」の追加において、ごく初期から存在するモンスターであり、
名実ともにマインクラフトの「顔」的な存在であり、その非常に描きやすい
顔の意匠からゲーム内の様々な場所でデザインとして使用されている。
(タイトルロゴの『A』の文字など)
強化クリーパー
バージョンBeta1.5から天候が追加され、まれに雷に打たれることにより
青白い光をまとって強化されたクリーパーが出現するようになった。
威力は勿論のこと爆発範囲も広がり、プレイヤーにとって雨天時のトラウマとなった。
見た目には『かっこいい!』という感じなのだが、雷がクリーパーに直撃することは
そうそう無いため、お目に書かれるのは非常なレアケースである。
そのため、人によっては雷雨になると態々外に出てこのクリーパーを探す事も。
なお、TacticalFrameやMystCraftなどの一部MODは落雷を能動的に起こせる武器があったり落雷の頻度を引き上げることができる機能があったりするので強化クリーパーを比較的簡単に作り出すことができるが、当然自爆されるとエグイことになるので注意。
Ver1.8では強化クリーパーの爆発に巻き込まれた一部のMobはMobの頭をドロップするようになった。
しかし一部のMobにカウントダウンの始まったクリーパーから逃げるルーチンも追加されたため、巻き込むことは容易ではなくなった。
弱点
そんな匠にも意外な弱点がある。
Ver1.2から、クリーパーは新しく追加された動物、ヤマネコ(猫)から逃げてしまう。
猫過敏症だったのか匠…
pixivにおけるクリーパー
ニコニコ動画で人気となっているMinecraftの動画シリーズのネタを頻繁に含むものとなっている。
リフォームという名の爆破解体を行う事から、通称【匠】。先述の雷をまとったクリーパーは【巨匠】と呼ばれる。
恐怖の体現として描かれながらも、時としてマスコット的な愛らしさや哀愁を持ったキャラクターとしても描かれ、親しまれている。
グッズ化されたクリーパー
そのわかりやすい顔の意匠から、早々からファンによってTシャツのプリントデザインに
採用されたり、公式販売されるグッズにもマークとして印刷されている。
レゴのMinecraft Micro Worldではスティーブと共に立体化されている。
後にキャラクターパーカー化された『クリーパーカー』のヒットにより
Minecraft内で使用できるキャラクタースキンに採用されたり、XboxLiveアバター用の衣装として販売されたりしている。
Minecraftに登場するモンスターの中でグッズ化された数はぶっちぎりでトップであり、
そのグッズは非常に多岐に渡っている。
関連タグ
Minecraft 匠 大改造!劇的ビフォーアフター リフォーム
Borderlands2:ゲスト出演している。
サイレントヒルにおけるクリーパー
屋内(裏世界のみ)に出現するゴキブリのようなゴキブリ(と、言うよりはフナムシ、タガメに近い)型クリーチャー。
アレッサが苦手な昆虫に対するイメージが具現化し生まれたもの。
足元を素早く動き回り噛み付き攻撃を行ってくる。
クリーチャーの中では小型で、攻撃力、体力共に低いが、複数で出現することが多い。
従来のゴキブリと比べ、かなりでかい。
名の由来は、「這い回る者」の意。
しかも、フィギュア化されている(ただし、踏み潰されているが。)
その後も、2、アーケードでも出現した、ある意味皆勤モンスターでもある。