および、それを原作に作られた全3部作予定のアニメ映画。後述の事情から「手塚ブッダ」という通略称で呼ばれることがある。
正式な作品名は『ブッダ』のみであり『手塚治虫のブッダ』としてしまうと厳密にはアニメ映画版のみを指すことになるのだが、単に「ブッダ」としてしまうと、この作品の主人公のモデルであるリアル仏陀(お釈迦さま)と紛らわしくなる。
またpixiv上においては「ブッダ」とすると上記の仏陀のみならず、立川市の某アパートに住んでる手塚大好きパンチさんとすらも混同してしまう。
そのためpixiv上においては、あえて原作漫画も含めてのタグとして『手塚治虫のブッダ』を用いている場合が多い。
そのため検索には「手塚治虫」「ブッダ」の複数単語検索を用いた方が良いかもしれない。
作品概説
1972年から1983年まで漫画雑誌『コミックトム』(当初の雑誌名は『希望の友』)に連載されていた作品。ちなみに横山三国志、ポコニャン、T・Pぼんも同じ雑誌で連載されていた。
仏教が生まれた時代のインド東北部を主な舞台として、その土地および時代の社会背景の中で生きている人間たちを描く群像劇であるとともに、その開祖とされる仏陀(ゴータマ・シッダールタ / お釈迦さま)の苦悩と修行と悟り仏に至る「人間としての生涯」を描いた人間による人間達のドラマである。
当初は手塚のライフワークである『火の鳥』の「東洋編」として企画されていたものだが、企画途中で時代背景を深堀りするとともに主人公の一生を真摯に突き詰める人間ドラマとしての側面が強くなった(火の鳥である必然性が弱くなった)ことから連載開始時に独立作品として発表された。
2011年にアニメ映画化され、3部作として原作を網羅することが発表された。アニメ映画の2作目は2014年に上映。
関連タグ
仏陀 - モデル
ブッダ - 表記ゆれ。つか本来のタイトル。