概要
大昔に武力で北の海を制圧した人殺しの一族。国土を持たない海遊国家「ジェルマ王国」の王族で、世界会議(レヴェリー)への参加も認められている。
サンジに目を付けた「四皇」ビッグマムことシャーロット・リンリンはヴィンスモークとのパイプを作る為に娘のシャーロット・プリンとサンジとの政略結婚を計画した。それを聞いた当主(国王)ジャッジは、北の海完全征服の後ろ盾としてビッグマム一味と手を組むことを承諾し、(大して愛も注いでいなかった)出奔中の三男坊のサンジを呼び戻して結婚させようと目論む。
家族構成
父親(ジェルマ王国国王、ジェルマ66総帥)
母親(ジェルマ王国王妃)
- ヴィンスモーク・ソラ(死亡)
長女
長男
次男
三男
- ヴィンスモーク・サンジ(出奔中)
四男
※子供はレイジュが最年長、長男から四男までは四つ子である。
姉弟たちの出生と過去(ネタバレを含みます)
5人の兄弟たちは幼少期よりジャッジにより血統因子の改造を施され、軍隊並みの訓練を受けさせられていた。
しかし、兄弟達の母親であるソラは、夫の身勝手な方針に反対した結果、自らの死につながりかねない程の劇薬を服用して、改造の影響を受けない子供を生もうとしたが、結果はサンジのみが普通の人間の子として生まれ、他の4人は改造の影響を受ける形で成長する事になった。この為、サンジのみはずば抜けて成績が悪く、ほかの兄弟たちとの差は開く一方となり(この結果についてジャッジの補佐と思われる試験官は「ただの人間」と報告している。)、逆にほかの4人はその当時すでに成人男性に匹敵する力を有していた。
ジャッジも初めは「お前たちは私の最高傑作だ」とは言っていたが、サンジの成績や試験官からの報告を受け、彼を失敗作と断定。ソラの死後は自らの愚行を棚上げする形でサンジへ八つ当たりも同然で辛く当たり続けた挙句、遂には鉄仮面をつけて牢屋に監禁したうえ、表面上は海で遭難死したと告げて偽の葬式を挙げられ、完全に存在を消し去ってしまった。
しかし、レイジュがサンジを解放し、ジャッジは、解放を見逃した。サンジのその後は、記事を見てください。