概要
上記のように可燃性の液体を入れて火をつけた瓶を投げることにより、落ちた場所で瓶が割れ可燃性の液体が周りに散らばり、それに栓に点けた火が引火することにより広い範囲を燃やすもの。
暴動では機動隊や軍隊のいるところだけではなく抗議相手の車に投げつけられることもある。
武器としての原理はきわめて単純だが、原始的と侮るなかれ。過去には戦車や装甲車がエンジンに喰らって行動不能にさせられたり、車両内部に投げ込まれて搭乗員ごと火だるまになるなど、安価で簡単に作成可能な対戦車兵器として重宝されたこともあった。
現在の日本においては、危険物として製造・所持・使用は法律で厳しく規制されており(参考)、興味本位で作成して持ち歩くなど、たとえ使用する意図が無くとも危険物所持の疑いで逮捕される可能性がある。
そもそも、可燃物を用いる以上、作成中や持ち歩いている段階で火事や火傷の原因になり非常に危険なので、簡単に作れるからといって絶対に真似しないように。
なお、ガソリンや灯油等の揮発油の使用が前提の武器なので、ファンタジーTRPG等で火炎瓶(火炎壺?)を作ろうとしても基本的に不可能である(例えば行灯に使われる菜種油は揮発油ではない)。
ファミコン用ソフト『グーニーズ2』の火炎瓶
敵であるギャングに投げつけると他の武器同様に気絶するが、気絶するだけで何故か死なない。
ちなみに壁の近くなどで投げると、炎でプレーヤーキャラであるマイキーがダメージを受ける(俗に言う自爆)。体力がなくなれば当然1ミス。
ちなみに、落ちると1ミスになる穴がある場所で上手くギャングを気絶させると奈落の底へ落とすという現実だったら犯罪そのものなことができる。
持てる数に限りがある強力な武器のため殆どの敵を一撃で倒す事が出来、瓶は地面や壁にぶつかるまで炎上しない。しかもどういう訳か炎上前の瓶にも敵への攻撃判定がある。