概要
全長4m。
特徴
グリプトドン類の仲間でも最大のものの1つである。同科に属するグリプトドンに比べて長い尾の先端には、中世の武器であるモーニングスターを思わせるトゲ付きの骨塊を持つ。捕食者に対してはこれを使って積極的な防衛手段をとっていたと考えられている。
南北アメリカ大陸がつながったことにより、イヌ科やウマ科、ゾウ科など多数の動物が南アメリカに流入して、主に肉食動物(有袋類)などが絶滅したが、ドエディクルスの直接の絶滅の原因には、人間が関与していると思われる。
出典
- 北村雄一「謎の絶滅動物たち」(大和書房)