能力(奥義皆伝基準)
腕力 :★★★★★
生命力:★★★★★
眼力 :★★★★★
妖力 :★★★★★
知力 :★★★★
瞬発力:★★★★★
概要
声:大塚明夫
200年前、武蔵の国を支配していた竜骨精に戦いを挑むが致命傷を負わされて死亡した(その代償として、爪により竜骨精を封印する)。
彼の墓はこの世とあの世の境に存在し、犬夜叉の右眼の中にあった黒真珠、火の国の門、血の川などを通じることで行くことができる。
なお、ワイド版17巻のインタビューにより竜骨精との戦いは犬夜叉の父の方から挑んでいった事が判明する。しかもたいした理由はなかったようで、強い奴がいるから戦いに行ったというヤクザの抗争のような論理だったようである。想像以上に強かったようで、結果はすでに判明していた通り、竜骨精の迎撃により犬夜叉の父は命を落とす事になった。
この際、暴力だけを積み重ねてきた竜骨精に対し、犬夜叉の父は人間を大切にする稀有な妖怪だったと言及されている。
犬夜叉に鉄砕牙、殺生丸に天生牙を与えたが、天生牙の秘密が白日のもとにさらされ、殺生丸を憤怒させるだけでなく、兄弟仲の悪さを決定的なものにしてしまうなど、とかくその本意のわかりにくさが周囲を混乱させる元となっている。
名前
本名不明という設定であり、竜骨精や死神鬼からは「ヤツ」と呼ばれ、徹底して名前が伏せられている。
作者はワイド版のインタビューで、犬夜叉の父に関する事を含め、過去出来事などを明らかにすべきではないと考えている旨のコメントを行っている。後述の本名修正の経緯もその方針を受けたものとも言われている。
ネット上では映画第3弾公式サイトにおいて「闘牙王(とうがおう)」という名が発表されていたという噂があるが、実際には初期の予告編でのみ使用された仮の名であり、劇中やメディア情報では一切使用されていない非公式名称である。
公式名称は基本的に「犬夜叉の父」。公式サイトでは「偉大なる父」が使われていた。
また、高橋留美子は彼を「犬の大将」と発言している。