スカイライン(自動車)
昭和32年(1957年)に富士精密工業(後のプリンス自動車工業)より、初代モデルのALSI型が発売。以来、日本を代表するツアラーセダンとして現行のV37型まで13世代に及ぶ長い歴史を誇る。
…なお、10代目にあたるR34型まで(~2001年)と、11代目のV35型以降(2001年~)では乗用車としての設計コンセプトが大きく変わっている。最上級スポーツグレードのGT-RはR34型までの設定であり、現在の日産・GT-Rはスカイラインとは全くの別車種である。
モデル(3代目~8代目まで)
C10型
- (通称/ハコスカ。1968年-1972年)
C110型
- (通称/ケンメリ。1972年-1977年)
C210型
- (通称/ジャパン。1977年-1981年)
R30型
- (通称/前期型=ニューマンスカイライン(1981年-1983年)、後期型=鉄仮面(1983年-1985年))
(ニューマン)
(鉄仮面)
R31型
- (通称/7th、都市工学スカイライン。1985年-1989年)
R32型
- (通称/超感覚スカイライン。1989年-1993年)
スカイライン(列車)
国鉄が1964年5月に毎日運転の臨時準急、10月からは定期準急として水郡線水戸駅~安積永盛駅を結んだ列車である。
ネーミングは自動車の方とは全く関係なく、近所を通る「磐梯吾妻スカイライン」から採っている。この頃はカタカナの列車名は珍しくとてもユニークであった。
1966年には定期急行に昇格したが、始点の発車時刻がかなり早く、利用が芳しくなかったのか1968年にひっそりと廃止された。今となっては知る人ぞ知る存在である。