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真アサシン(strangeFake)の編集履歴

2017-04-29 15:02:40 バージョン

真アサシン(strangeFake)

しんあさしん

成田良悟氏の小説作品『Fate/strange Fake』に登場するサーヴァント。

「汝が信念を失わぬ限り、我は汝の影となろう」

概要

ファルデウス・ディオランドにより『真なる聖杯戦争』の暗殺者クラスとして召喚されたサーヴァント

真名はハサン・サッバーハ(歴代の1人)。


後述の能力から世界そのものと同化しており、姿を現すことは稀で、その際もメインイラストの様に髑髏の仮面が闇に浮かぶだけ。


"偽りの聖杯戦争"のサーヴァントが揃い戦端も開かれた事で、"本当の聖杯戦争"を始めようと己を呼び出したファルデウスに「お前に人生を捧げるだけの信念はあるのか」「人の命を奪ってでもその信念を貫く覚悟はあるのか」と問い掛け、彼が命がけの答えを返したことで正式に彼をマスターと認めた。


人物像

前述の様に普段は誰の前にも姿を見せず、それどころか声を出すことすら避けている。その為、マスターであるファルデウスとの意思疎通は、メモ用紙やパソコンのモニター等を使用して行っている(例:メモに台詞を殴り書きしてファルデウスに握らせる・モニターに細いブロックノイズを浮かび上がらせてそこに細い文字を混ぜる)。

また、召喚直後等の2人が直接言葉を交わす際には、周囲の明かり全てを消した暗闇を用意する。


こういった経緯から、髑髏の仮面以外の詳しい外見的特徴は一切不明。


性別は男性(小説版第2巻のステータス画面より)。


「汝」「呪われし、死病の風」等のもって回った言い回しを用いている。


契約時に「人の命を奪ってでも信念を貫く覚悟があるのか」と問いかける等、命の重さや誰かを殺す事について本人なりの固い信念を持っているらしく、小説版第3巻で初めてファルデウスから暗殺指令を受けた際には、「誰かの命を奪えばもう引き返せない」「信念を曲げれば必ず報いを受け全てを失う」と言う趣旨の問い掛けをして彼の覚悟を確かめた。


詳細不明の『山の翁』

同作には狂信の果てにある一人を除いて全ての山の翁の御業を模倣したアサシン『瞑想神経』という御業を使ったハサンについて語っている。


彼女曰く、彼がいつの時代に存在した人物なのかは正確に記されておらず、同胞や指導者、そして現役の『山の翁』ですら、ただ「周囲の地形構造を完全に我が身として知覚する技術を持った『山の翁』がいた」と言う伝承しか知らない。

その為、狂信者の彼女でさえ(途中で思考を強制的にやめたとはいえ)実在を疑ってしまうレベルの眉唾物の存在であるが、上述の"存在を知覚できないほどの気配遮断スキル"から察するに、その『山の翁』がこの真アサシンのことと思われる。


Fate/Grand Order』のメインシナリオ第六章では円卓の騎士達に敗れたハサン達の中に後述のスキル名に近しい二つ名を持つ"影剥のハサン"という者が挙げられていたが、その人物がこの真アサシンなのかは不明。


能力

なんとこのハサン、気配遮断スキルのランクがEX(評価規格外)である。説明文によると世界そのものと同化してしまってるらしい。

一応、他のアサシンと同様に攻撃に転じるとランクが下がるものの、それでもA+であり、他の戦闘態勢に入る前のハサン達と変わらないと言うチートぶり


作者である成田良悟氏によると、上記の強力な特性の代わりに通常ステータスは歴代アサシンと比べて低めなそうだが、マスター狙いのアサシンクラスである以上、通常ステータスが低くてもそこまで問題にならないと思われる。

更に後述する「影灯籠」のスキルが彼をより有用な存在へと押し上げている。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
ファルデウス

保有スキル

気配遮断(EX)世界そのものと同化。攻撃する瞬間だけA+になる。
影灯籠(A)影そのものと同化するスキル。暗闇から周囲の魔力を得る為、実体化さえしなければマスターの魔力供給はほぼ不要。令呪を使われない限りマスターに対してもステータスの隠蔽が可能となる。

余談

先述の通り、サーヴァントとしての真名は「ハサン・サッバーハ」なのだが、(型月世界における)初代ハサン以外には当然生来の名が存在するはずである。

…とは言え『Grand Order』において明かされた呪腕の本名のように、基本的には「誰やねんそれ」レベルのものでしかない。だがそんな中、この『Fake』版真アサシンに関しては「素でも高名な人物だったのではないか?」との声がしばしば挙がっている。


作中で語られた、リチャードとその好敵手に加勢し魔物を討伐した「山の翁」とこのアサシンが同一人物、という前提になるが、推測されるその真の真名は12世紀後半にニザール派の指導者を務めた人物、ラシード・ウッディーン・スィナーン

件の「好敵手」と目される人物、サラディンことサラーフッディーン・ユースフ・シャージーの寝所に厳重極まりない警戒をものともせず単独潜入、枕元に毒入りケーキと短剣、警告状を置いて去り、恐れを成したサラディンが兵を引いた…というエピソードが「気配遮断」スキルを連想させるのに加え、実はスィナーンこそが本来の「暗殺教団」「山の翁」伝説の大元である事が知られており、仮説としては信憑性が高いと言えよう。


関連タグ

Fate/strange Fake サーヴァント アサシン(Fate)


ハサン・サッバーハ


ファルデウス・ディオランド:契約したマスター。

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