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アサシン(strangefake)

あさしんすとれんじふぇいく

成田良悟の小説、及びそれを原作とする森井しづきの漫画『Fate/strange Fake』に登場するキャラクターで、アサシン(暗殺者)クラスのサーヴァント。(メイン画像前列右の人物)
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「異端の魔術師は……排除する……」

プロフィール

真名-(英霊の資質を得る頃には既に名は捨てていた)
身長163cm
体重53kg
属性秩序・善


概要

ハサン・サッバーハになることが出来なかった少女名無し暗殺者
故に本来のアサシンたるハサンの代名詞とも言える髑髏の仮面を付けておらず、ローブから素顔を覗かせている。

死徒にして魔術師ジェスター・カルトゥーレによって、スノーフィールドで行われる「偽りの聖杯戦争」に召喚されるも、彼が聖杯を求める存在であることを確認すると、突如マスターである彼を殺害、歴代の頭首たちを惑わした聖杯戦争そのものを破壊するために独自に行動を開始した。

真名

暗殺教団の中で歴代18人のハサンのザバーニーヤ全てを会得した人物。若い頃に信仰の証としてハサンの名を求め、様々な苦難に耐えて努力を積み上記の偉業を成した狂信者。

通常なら1つ習得するのに一生を修行に費やさねばならない奥義を、たった数年で18個も習得してしまった才能は素晴らしかったが、"オリジナルの業を生み出せなかった事"や"教団の者すら恐れたその才能と狂信振り"、そして後述する性格等数々の理由からハサンの座に就かせてもらえず、そのまま歴史の闇に消えてしまった人物(この時代わりに19代目となったのが第四次聖杯戦争のハサン)である。

しかし、彼女は誰かを羨む事も憎むこともしなかった。全ては自分の責任だと彼女は己を恥じた。過去の長達の御業を穢してしまった未熟な己を恥じただけ。自分以外を恨む事無く、ただ己を磨き続けた。その果てに何も得られなかったとしても。

今回の参戦においても、過去のハサン達を恨む事無く、彼らを惑わした異教の儀式である聖杯戦争を激しく敵視している。

人物像

前述の様に彼女は"狂信者"であるが、当の本人はそれなりの良識を持ち合わせた人物であり、決して残虐な行為に手を染める事は無い。実際に、聖杯戦争に無関係な人間を戦いの巻き添えにしないよう気遣いを見せたり、偶然とはいえアヤカの命を救ったりするなど、狂信者である事を除けば実にアサシンらしからぬ性格をしている。

また、その気遣いは本来相容れない存在である魔術師や異教徒にも向けられており、小説版第2巻でスノーフィールドに入り込んでいた魔術師たちに接触した際にも殺害したのは己に明確に殺意を向けた者だけであり、物見遊山気分で入り込んできた者には忠告だけして見逃し、自分を懐柔して聖杯戦争に参加しようとした者も舌を刺す程度に済ませている。同巻で登場した異教徒の神父に対しても中立なら攻撃を加えないと判断している。

なお、これらの明確な排除対象以外への気遣いは、「彼らの中に同胞がいるかもしれない」「今後心を改めて改宗し同胞となり得る存在がいるかもしれない」と言う判断から来るものである。

更に戦闘においても、暗殺集団の一員でありながら、不意打ちや闇討ちではなく真っ向からの奇襲等を好むなど、どちらかと言えば「暗殺者」と言うより「俊敏な戦士」という言葉が似合う。
実は、彼女がハサンになれなかった理由の1つがこの性格であり、もしも彼女が組織の長になったら組織全体が「暗殺集団」と言うあり方を失い強制的に表舞台に引きずり出されかねないと組織の上層部が判断したのである。

以上の事から、『Fateシリーズ』で召喚されてきたアサシンの属性が「悪」(目的のために手段を選ばない)であったにも関わらず、彼女は「善」(規律に則り目的を遂行する)に属している。

能力

18もの「ザバーニーヤ」を習得している為に様々な状況に対応し可能だが、戦闘スタイルが「暗殺」では無く「戦闘」に近いことや、宝具である「ザバーニーヤ」を連発する為、マスターの魔力負担は極めて重くなる。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
ジェスターCBACDB+


保有スキル

気配遮断(A-)自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
狂信(A)特定の何かを周囲の理解を超えるほどに信仰することで、通常ではありえぬ精神力を身につける。トラウマなどもすぐに克服し、精神操作系の魔術などに強い耐性を得る。


宝具

幻想血統(ザバーニーヤ)

  • ランク:E~A
  • 種別:対人・対軍宝具
  • レンジ:-
  • 最大補足:-

肉体を自在に変質させ、過去に紡がれし18の御業を再現する能力。
実際は過酷な肉体改造なども行われていたが、英霊化にあたり肉体を自在に変質させる形となった。
オリジナルの御業と比べ威力が上か下かはケースバイケースとなる。

使用できる御業

妄想心音(ザバーニーヤ)

  • ランク:C
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:3~9
  • 最大捕捉:1人
元となったのは第五次聖杯戦争のハサンの宝具。
五次ハサンが自身の右腕をシャイターンのものに置き換えていたのに対し、こちらのアサシンは背中に移植して第三の腕としている。

空想電脳(ザバーニーヤ)
スペック不明。敵の頭を爆弾に作り変える。
第三次聖杯戦争のハサンの宝具だが、『hollow ataraxia』で描かれた「繰り返される四日間」において初めて描写された。

夢想髄液(ザバーニーヤ)
『strange Fake』において初めて存在が確認された宝具。何代目のハサンの宝具かは不明。
可聴領域を超えた歌声で相手を操る業。オリジナルの業を超えた力を持つ。
大人数を対象とした場合、脳を揺らし魔術回路を暴走させる等の効果を持つ。
一人に対象を限定すれば、並のサーヴァントの膝をつかせ、人間ならば脳そのものを支配して操る事ができる。
更に場面描写から、人体発火を誘発させる効果もある模様。

狂想閃影(ザバーニーヤ)
髪の毛を自在に伸縮させて操る業。
実際の使い手は、髪の毛一本一本を糸の如き細さに変質させ数里先から誰にも気付かれることなく相手の首を跳ね飛ばす事も可能だったらしい。

断想体温(ザバーニーヤ)
己の皮膚を『魔境の水晶』の如く硬化させ、銃弾をも弾く護りを得る業。

妄想毒身(ザバーニーヤ)
『静謐』と呼ばれたハサンの宝具。
本来は、あらゆる体液、爪や皮膚、吐息すら含め、己の全てを猛毒とする業。また、自身の耐毒性を高める効果もある。
彼女の場合は無差別に被害が広がることを恐れたため、毒の濃度はオリジナルより低下してしまっている。自身の血に毒を集中して、一時的に使用する程度に留まる。

瞑想神経(ザバーニーヤ)
魔力・水・風・電気などのエネルギーの流れを完全知覚する業。
このザバーニーヤのみ、『そのような業を使うハサンが居た』という伝聞があるだけで、本当に同一の能力なのか、そもそもこの能力は実在したのか等不明な点が多い。
ただ、『strangefake』にはこの業を使用していたと思われるハサンが登場しているが・・・?

彼女と契約する場合について

彼女は考え得る殆どのマスターと相性が悪いと言う、ある意味で最悪のハズレサーヴァント
今までも扱いにくいサーヴァントは多くいたが、彼女はその比ではない

「貴様が聖杯を求める魔術師か?」⇒「はい」⇒なら死ね

……となるため、通常のマスターならば即座に脱落してしまう。

本編のジェスターのような不死の存在であるならば、とりあえず殺される事も劣化する事もない。しかし、言う事を聞いてくれないので、まともな使用は不可能。

聖杯を求めていない、「聖杯戦争に巻き込まれた一般人」ならば性格的な相性はそこまで悪くないが、結局「聖杯を求める魔術師を過剰敵視している」事に変わりはない。そのため、Fate歴代主人公(衛宮士郎岸波白野)の様に同盟等を組むことはできない。

葛木宗一郎雨生龍之介のような一般人かつ単独行動を行うマスターであって初めて、まともな運用が可能になる。しかし、そういった一般人の場合は魔力の保有量が少ないため、「ザバーニーヤ」連発によって贅沢に魔力を消費する彼女とはやはり相性が悪い。

また雨生のように、無辜の人間を巻き込むことに頓着が無いマスターも、彼女の倫理観に反するためアウト。

つまり、これらを踏まえて考えると、彼女と相性の良いマスターは「聖杯戦争に参加しながら聖杯を求めていない」「聖杯を求める人間との同盟も考えていない」「しかし魔力は十分に持っている」「そして多少なりともまともな倫理観がある」と言うのが最低条件となる。ハードル高すぎるだろ。
ちなみに、この条件を満たすマスターとして挙げられるのは、他ならぬ本作の主人公だったりする。また、聖杯戦争の崩壊そのものを狙っているティーネ・チェルク、生存本能から無意識にランサーを呼び出した“銀狼の合成獣”、そもそも参加している自覚すらない繰丘椿も候補となる。同作内で適正者が多いのは、因果としか言いようが無い。

余談だが、適正以前の問題で『Fate/GrandOrder』においては協力的に動くものと推察される。人類史の焼却は「山の翁」の伝承の死滅も意味するため、その点において主人公との連携は難しくないと思われるからである。
実装にあたっては特殊すぎる宝具のバランス調整や後述の「男なんぞに渡してなるものか」が原因のマイルーム台詞の変更が大変になりそうだが。
しかし、彼女以上に外れのサーヴァントも呼べるカルデアなら彼女も普通に呼べるのかもしれない。

余談

名前がないため、紹介文などでは便宜的に「狂信者」と呼ばれており、SNSをはじめとしたネット上ではそこから派生し「狂信者ちゃん」等と呼ばれている場合が多い。

作者の成田良悟氏、奈須きのこ氏お気に入りのキャラクターらしく「男なんぞに渡してなるものか」という理由からヤツは「本当はオンナノコ」という設定にされた。

成田氏のtwitterによると、ハサン達に焦点が当たった『Fate/GrandOrderメインシナリオ第六章にもし彼女が登場した場合、「基本ずっと平伏してる」、「それ以前に序盤の段階で何が何でもトリスタン暗殺するウーマンになって円卓に突撃する」、「序盤に居合わせてない場合、多分どこかの村で凄い黙々と支援を続けてる感じ」との事。
※情報出典⇒成田氏のツイートその①ツイートその②

関連タグ

Fate/strangefake アサシン(Fate) サーヴァント

幸運E:そもそも暗殺教団からハサンとして認められなかったため、幸運値はDでも高すぎるくらいである。

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