概要
1903年、スプリングフィールド造兵廠が開発し、アメリカ軍が採用したボルトアクション式ライフル。第一次世界大戦から朝鮮戦争までに改良されながら使用し続けられていた。1936年にM1ガーランドが出現し採用されたが、不具合と配備の遅れにより、しばらくはM1903A1とM1903A2が前線で使われていた。そして1942年に改良型でM1903A3とM1903A4が開発された。そして、本格的に全部隊に配備した際は、スナイパーライフルとして朝鮮戦争まで活躍した。
日本では警察予備隊創設時にアメリカ軍から狙撃銃型のM1903A4が供与され、自衛隊に改組後に64式狙撃銃に置き換えられるまで使用された。
データ
全長 | 1098mm |
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銃身長 | 610mm |
重量 | 3950g |
口径 | 7.62mm |
装弾数 | 5発 |