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十和田観光電鉄の編集履歴

2017-07-28 12:02:39 バージョン

十和田観光電鉄

とわだかんこうでんてつ

青森県南部地方で営業している交通事業者

青森県南部地方を中心に乗合・観光バス事業を展開する交通事業者。現在は国際興業グループに加盟している。また、平成24年3月31日までは鉄道事業を行っており、イベント用とはいえ、日本では珍しい存在となったバス窓のクルマがいるなど、非常に話題が濃厚な会社であった。


鉄道事業

前述の通り、話題こそ濃厚ではあったものの、業績は芳しくなく、沿線自治体からの支援がなければ危ういほどであった。平成23~24年ころに沿線自治体からの支援を断られ、多数のファンに見送られ、その生涯を終えた。89年間続いた沿線住民の足も、今では遺構が晒され、朽ちるのを待つのみとなっている。

停留場・停車場一覧

凡例:◇∧=列車同士の離合が可能な駅 |=傍線駅

駅名場内配線備考
十和田市引上線・駅ビル・バスプールを有する有人駅
ひがし野団地旧称渋沢農場前。近くに同名の団地がある。無人駅
工業高校前近くに青森県立十和田工業高校がある。無人駅
北里大学前北里大学十和田キャンパスが400m程の距離にある。無人駅
高清水読みは「たかしず」である。無人駅
三農高前三本木農業高校を近くに有する。無人駅
古里「こり」ではなく「ふるさと」。無人駅
七百車庫を付近に有し、駅舎と、絶対信号機を十鉄で唯一もつ駅。晩年は無人駅となる
柳沢現在は駅付近にバス路線が通っている。無人駅
大曲どう間違っても秋田にはない。というかそんな地名が付近にない。無人駅
三沢1面2線。片側は実質留置線であった。駅舎は外見こそ2階建てだが、2階は閉鎖されている。1階にはそば屋があり、現在も営業している。有人駅

晩年所有車両

※全車両平成24年3月31日に車籍を抹消されている

形式元保有社備考車番
7700系東京急行電鉄日本で初めて地方に譲渡されたVVVF制御車両。CM-CTの編成が3本在籍。番号は下1桁を譲渡順にふり直し、デハをモハに変えた以外変動なしモハ7701-クハ7901 モハ7702-クハ7902 モハ7703-クハ7903
7200系東京急行電鉄東急7200系の片運転台車両を両運転台化して元の番号のまま十鉄入り。新設した運転台は平面顔である。2両在籍していたが、2両編成での運用が多かった。この2両は路線廃止後のちに大井川鉄道へ移籍し現役。モハ7204・モハ7305
モハ3400自社発注一見は日車標準車体然としているが、帝国車両製造のクルマである。晩年はイベント用車両として、モハ3600と連結していた。相方にクハ4400がいたが、モハ3400より先に廃車解体となっているモハ3401
モハ3600東京急行電鉄元東急デハ3650形3665号車当初は十鉄独自塗装を纏っていたが、営業運転を退いた際に東急グリーンを再び纏い、晩年までイベント用車両とて在籍モハ3603
ED300自社発注日立製作所製30t凸形電機。1951年導入ED301
ED400自社発注1962年導入の川崎車輛製35t凸型電機ED402
トラ300川崎車輛製17t積み無蓋貨車。国鉄トラ40000とほぼ同型トラ301・302

代替バス路線

現在は十鉄バスにより、電車線をなぞるようにして路線が開設されている…ものの、渋滞に巻き込まれる等で定時運行が難しい等、デメリットが早くも露呈しはじめている。


バス事業

前述の通り、乗合自動車事業を行っており、現在は乗合自動車専業である。車の塗装は国際興業の標準塗装である、白色を基調に淡い黄緑にビリジアンの塗装が入るものを多少アレンジしたものと、一部白に赤色と藍色の模様が入る独自の塗装の車が混ざっている。営業車両はいすゞバス製造の車両が多く、とりわけ川重車体工業製車体のキュービックが多い。


チラシの裏

電車線廃止近くになって鉄道むすめに参加しているため、現状唯一と思われる鉄道事業(とそれに関連する事業)を行っていない参加事業者となっている。


関連タグ

鉄道 バス 東京急行電鉄 大井川鉄道 いすゞ キュービック

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