概要
初代ウルトラマンが両拳を構えた後、右拳を突き出すと同時に発射する螺旋リング状の光線。
メイン画像の通り、光線の色は白みがかった緑色である。
『ウルトラマン』の劇中では第32話「来たのは誰だ」で初使用。
スぺシウム光線が通用しないケロニアに対して発射され、命中と共に硬直させた。
直後にウルトラマンが両掌を交差させるようなポーズを取ると、ケロニアは爆散している。
本編ではこの一回しか使用していない為か、設定については判然としない面が多い。
書籍では「ウルトラアタック光線は麻痺光線であり、動きを止めたあとトドメのウルトラ念力を放って粉砕する」と記載されている事が多いが、「火を弱点とするケロニアに有効な熱光線、敵の体内に熱を凝縮させて爆破した」と解説しているビデオもあり、どちらが正しいのかハッキリしない。
また、ゲーム作品では「スぺシウム光線、八つ裂き光輪には劣るものの、スラッシュ光線よりは強力な技」という中途半端な性能に設定されていることが多いが、「初代ウルトラマン最強の技」と評するビデオ作品もあり、こちらもどちらが公式設定なのかは不明である。
長年再使用の機会は無かったが、映画『ウルトラ銀河伝説』で久しぶりに使用。
スぺシウム光線が効かないアントラーを一撃で爆死させている。
また、小説『マウンテンピーナッツ』では、スぺシウム光線を30秒間浴びせても八つ裂き光輪で全身をバラバラにしても再生するノスフェル(SD)に対して使用。本作では「アタック光線で麻痺させ、念力によって再生する暇も与えず粉砕した」という解釈で描写されていた。