曖昧さ回避
- ギリシャ神話の登場人物
- ゲーム『ファイナルファンタジーシリーズ』の登場キャラクター
- ゲーム『東京放課後サモナーズ』の登場キャラクター⇒テュポーン(放サモ)
概要
姿に関しては諸説あるが、下半身が大蛇、生えそろう髭の一本一本全てが毒蛇と言う異形の巨人として描かれる事が多い。しばしばギリシャ神話の中では最大級の怪物と称される。
暴風をつかさどる怪物、または暴風そのもの。
半人半蛇の女神エキドナの夫で、ケルベロス・オルトロス・キマイラ・ヒドラなど、名立たる怪物たちの父親。
ティターン神族を迫害し、ギリシアの神々の王座に就いたゼウスに復讐すべく、大地の女神ガイアによって生み出された。
一度はゼウスの脚の腱を奪って幽閉する事に成功するが、ヘルメス神がゼウスの腱を取り戻し、諸神の助けでゼウスが復活すると形勢が逆転。
追い詰められたテュポーンは運命の女神モイライを脅迫して、何事も望みが叶う「希望の果実」を奪って口にするが、実はテュポーンが口にしたのは全ての希望を奪う「絶望の果実」だった。絶望の果実を口にした事で全身の力が抜け、闘う事も動く事も出来なくなったテュポーンはついにゼウスによって捕えられ、シチリア島はエトナ山の下敷きにされ、厳重に封印された。
今でもエトナ山に噴火が多いのは、下敷きにされたテュポーンが死に切れずに暴れる為だと言われる。
因みに台風(Typhoon)の語は、彼の名から取られた。
ファイナルファンタジーのテュポーン
「フンガー!」
暴風をつかさどるからか、鼻息で主人公一味を邪魔したり助けたりする。
オルトロスからは大先生と呼ばれており、原典と違って親子ではないようだ。
FF6において
世界崩壊後は闘技場で「しょうもないアイテム(オルトロス談)」をかけると登場。
大抵は1ターンで「はないき」(鼻息)で吹き飛ばされるが、運にもよるが勝つことは可能である。
HPを高めたキャラにアルテマウェポンを装備、アクセサリーに「ブラックベルト」と「かいでんのあかし」をつければ、鼻息が来ない限りは勝てる。
しかし、大抵は最初に何も出来ないまま、鼻息で吹き飛ばされ、戦いが終わることになる。
が、実は負ける方が難しいくらいである(吹き飛ばされるのは勝負無しで、負けにはならず賭けたアイテムも没収されない)
鼻息を除けば通常打撃しかなく、それだけでここまで来た味方キャラを倒すのは、よほど低レベルプレイをしてない限り困難である
(戦う前にHPを完全回復するので、わざとHPを下げて戦うことは出来ない)。
勝つことの難しさで言えば、どのキャラよりも高くある意味、今作最強の敵キャラでもある(逆に負ける難しさも高いので、最弱キャラとも言えなくない)。
FF:Uにおいて
手のひらほどの大きさの機械風の外見で登場。
「テュポーンは風とともにあり、空間とともに消滅すべき召喚獣」と呼ばれ、周囲の空間を切り取り、圧縮して消滅させる。
13-2において
見た目は、FF6。
オルトロスと一緒にDLCとして、コロシアムに登場。
倒してクリスタル化すると仲間になる。
スクエニ公式PV