概要
CV:神奈延年
FF:Uの主人公であり、「アンリミテッド」と呼ばれる存在の一人。
右腕に封印された「魔銃(まがん)」という武器を持つ謎の男。
現在では魔銃が自由に使えなくなっているため、戦闘の際は専ら上下二連ショットガンを使用している。
非常に無口で魔銃を撃つ際の決めゼリフを除いてあまり話さない。
しゃべっても大抵は一言二言。
ある原因で過去の記憶をほとんど失っていて、初登場時は自分の名前さえも忘れていた。
覚えているのは「崩壊する故郷の記憶」と「自分に刃を向ける白い雲の記憶」だけで、
物語の序盤では白い雲を宿敵と信じ探し求めている。
黒い服装に加えて右腕に金属の塊がある為に暑さは苦手なようで、ファンクラブ会報の小説では熱中症で倒れていた。
また、海中に沈んでいるところを発見されたりと当人のシリアスさとは無関係にギャグじみた行動がある。
左耳のピアスの赤い石は風自身の血を固めたものとなっており、過去に故郷ウィンダリアで孤児となった後に出会った老人が作り、風に与えたもの。
片方は戦士となった後に再会した実妹であるアウラに渡している。
魔銃
「ソイル」と呼ばれる特殊な力を持った砂を込めた弾丸を3種類装填し、それを組み合わせてエネルギー体たる召喚獣を出現させる武器。
銃身には三つの銃口を持つ。
魔銃の「解凍」と呼ばれる銃形態への変化モーションから発射までのアニメ(バンク)と、
「ソイル…我が力!」「お前に相応しいソイルは決まった!」などの決めゼリフが印象的。
風の心臓が組み込まれている。
風の右腕と一体化して封印されているため、基本的に風以外の人間が扱うことはできない。
また、風の右腕は骨だけとなっており、魔銃が解凍された際に腕は再生される。
作中では一度、ガウディウム四凱将のピストに奪われたことがあったが、その際ピストは魔銃を扱えずに暴走を起こしている。
TV本編では故障しており自由に扱う事ができないが、ある理由により突然動くようになっている。
余談だが、彼の風貌はFF7の登場人物であるヴィンセント・ヴァレンタインと酷似しており、銃使いである点、手首から肘までを覆う金色の装具を片腕に装備している点も共通している。
が、風の魔銃は右腕にあるのに対し、ヴィンセントの手甲は左腕に装着されている。