概要
CV:富司純子
89歳(ほぼ90歳)。陣内家16代目当主。8月1日誕生日。
四世代にわたる大家族の長で、夏希の曾祖母に当たる。
古武道の心得もある、老いをものともしない烈婦にして、
大勢をまとめるだけの強さと心を兼ね備えた老婦人。花札もかなり強い。
元教師であり、教え子の多くは政財界の要人になっており、全国規模の幅広い人脈を持っている。
ラブマシーンによる最初の混乱の際は、電話一本で各方面に叱咤激励し、事態解決に一役関わった。
突然帰って来た侘助を冷やかに迎え追いだそうとするも、本当は誰よりも彼をずっと気にかけていた。
健二には初対面で受け入れて夏希の婿として認め、夏希の今後を彼に託した。
彼女のOZアバターは、家紋と同じ雁を模したアバターを使っている。
(映画では、序盤に夏希がメールするシーンにのみ登場している。)
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ネタバレ注意
実は心臓病を患っており、ラブマシーンが事件を起こした日の翌日の早朝、就寝中に容態が急変。家族の必死の看病も虚しくそのまま息を引き取った。通常であれば備え付けられている装置で急変が起こった際、病院などに報せるようセッティングされていたものの、事件によってそれが作動しなかったことが原因と思われるが、担当医である万作は「寿命」と一同に説明していた。
それによって一家は栄を弔う派閥と、引き続きラブマシーンと闘う派閥に分裂してしまうが、彼女が家族宛に記した遺書によって一家は団結し、栄の訃報を聞きつけ舞い戻った侘助も加わって一同総出でラブマシーンに立ち向かう。
結果家族はラブマシーンの奇策に翻弄されつつも最終的に倒すことに成功。その翌日、彼女の誕生パーティー兼葬式で健二が夏希に頬にキスをされたことで失神すると、家族とともに遺影からその光景を笑いながら見つめるのであった。