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サマーウォーズ』に登場する家族。

主人公小磯健二がヒロイン篠原夏希とともに訪れた上田市の山間部に在する旧家。夏希の曽祖母に相当する栄からはじまり、里帰り中の血族を含めると四世帯、20人以上(フィアンセの健二、9月に生まれる佳主馬の妹、未登場のキャラクター、故人などもいるため明確な数が示せない)の大家族。

陣内家の歴史

所在地・土地

住所は長野県上田市伊勢山2179、昔は長野県上田市伊勢山。敷地の中には、本家である横に広い日本家屋野菜、ブドウの湧水漁船一隻が入れるほど広いなどがある。

武家家系

室町時代から続く由緒ある武家の家系を誇り、血族間のつながりが非常に強い。しかし陣内家はどんな逆境においても旗を上げるが、結局は負け戦しかしていない。家紋は「雁に丸」の図案。かつては武田信玄に仕えていた事もあったとされ、武田家滅亡後も現在にまで連綿と繋がる武田家家臣の血族で構成される親睦会である「武田家臣団」においても筆頭家の一つを務めている。図案が異なるものの鎧に六文銭が描かれていることからモデルは真田家とみられる。

武田家臣団

武田家家臣の末裔たちによって構成される親睦会。確認されているメンバーは国土交通省の勘ちゃん(山本勘助の末裔?)、医療関係者の曽根やん(曽根昌世?)、飯富さん(飯富虎昌?)、千さん(望月千代女?)、栄に半世紀前に殴られた垣ちゃん(板垣信方?)、警視総監の小幡(小幡昌盛?)など。

財産

明治時代には生糸商(紡績業)として財を成し、戦前は本家のある山(伊勢山)から一望できる土地全てを所有するほどあったが、先代当主徳衛の浪費により、その規模は往時と比して見る影もないほどに衰えている。

人脈

栄のかつての教え子たちや武田家臣団のメンバーが政財界の要人であり、彼女の人徳からか現在でも繋がりがあり、年賀状などが毎年大量に送られてくる。ラブマシーンによるOZの混乱時には栄の関係各所に呼びかけにより事態の収拾がついたほど。栄の遺言では金銭的な遺産はないものの、この人脈がいざという時に家族を助けてくれるだろうと記されていた。

女系家系

当主の陣内栄のほか、家名を継いで本家を管理している一番上の子(陣内万理子)も女性である事から、現在は女系家族の様相を呈しており、基本的に一族の男性は女性に対して頭が上がらない。

お家柄・お家芸

教師であった栄の教えから、『人の役に立つ』職業に従事している者が多い。

花札は陣内家のお家芸であり、一族の人間はほぼ全員が栄に仕込まれていてとても強い。

陣内家の人々

栄と夫

陣内栄 - 1920年8月1日生まれ、89歳。元教師にして陣内家16代目当主。詳しくはタグを参照。

陣内徳衛 - 故人。陣内家15代目当主。浪費家で外に愛人を作っていた。その姿は遺影などで確認できる。

栄の子ども

陣内万蔵 - 栄の長男、5年前(2005年)に他界。本家の跡は継がなかった模様。年齢は分からないが、万理子と栄の年齢を鑑みると万理子と年子。

陣内万理子 - 71歳、栄の長女。本家筋の専業主婦で、親族が集まる行事等では女性陣と大量の料理をこしらえる。陣内家17代目当主になると思われる。

陣内有正 - 万理子の夫、入り婿。表札からその存在が窺えるがその生死は不明。

陣内万助 - 70歳、栄の次男。新潟漁港で水産業(陣内水産)を経営する網元。少林寺拳法師範級の腕前を誇る肉体派で、佳主馬にOZ経由で伝授した「師匠」でもある。

陣内万作 - 68歳、栄の三男。内科医。酒が入るとエロ話をするので、息子嫁の典子からエロオヤジと呼ばれる。栄の健康状態をOZの管理システムでチェックしている。

陣内侘助 - 41歳、徳衛と妾の間に生まれた陣内家の養子。詳しくはタグを参照。

栄の孫

万蔵の子

篠原雪子(陣内雪子) - 47歳、万蔵の長女。専業主婦。陣内家から篠原家に嫁いだ。OZの混乱により、陣内家に到着するのに遅れてしまった。

篠原和雄 - 55歳、雪子の夫、水道局員。入り婿ではないのだが、本家の万理子に頭が上がらない。雪子同様、陣内家に到着するのに遅れてしまった。

万理子の子

陣内理香 - 42歳、万理子の長女。上田市役所に勤務。独身(本人いわく自分の意思で独身を貫いている)。万助に同い年の直美と共に独身コンビと称されている。

陣内理一 - 41歳、万理子の長男。陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地勤務。詳しくはタグを参照。

万助の子

陣内太助 - 45歳、万助の長男。長野県内で陣内電気店の店主。メタボリック気味で沢山食べて飲む。OZの混乱の際、地元大学に納品予定のスパコンを拝借して鎮静化を図る。

三輪直美(陣内直美) - 42歳、万助の長女で、派手な美人。バツイチ(本人いわく離婚したのは自分のせいじゃない)。万助に同い年の理香と共に独身コンビと称されている。

池沢聖美(陣内聖美) - 39歳、万助の次女。愛知県名古屋市内で、介護福祉士として働く。作中では妊娠8ヶ月。

佳主馬パパ - 最後の最後になってアロハシャツにサングラス姿で登場した聖美の夫。佳主馬は彼の到着を待っていたが、OZの混乱により陣内家に来るのが遅れてしまう。名前は不明。

万作の子

陣内頼彦 - 45歳、万作の長男。松本市の消防署勤務、救急救命士として救急車に乗務。侘助を叱咤するが、侘助に掴み掛ろうとした克彦も止め、口論する二人を仲裁する。

陣内典子 - 37歳、頼彦の妻。侘助のことを知っていたため10年前には頼彦と結婚、もしくは婚約していたと思われる。やんちゃな子ども二人に手を焼く日々を送る。

陣内邦彦 - 42歳、万作の次男。諏訪市の消防署勤務、消防士長として消防車に乗務。新婚。職業柄、喪中による三日間の休みに罪悪感を抱く。

陣内奈々 - 32歳、邦彦の妻、新婚。旧家の分家の嫁としての生活に慣れておらず、妾の子(侘助)の存在に驚く。2児の母。

陣内克彦 - 40歳、万作の三男。上田市の消防署に勤務するレスキュー隊員。三兄弟の内早くに結婚した。頼彦、邦彦の会話から克彦も高校球児だったことが窺える。

陣内由美 - 38歳、克彦の妻。長男の了平の高校野球の結果に一喜一憂。

栄の曾孫

万蔵の孫

篠原夏希 - 18歳、雪子の長女。久遠寺高校2年生で、美人剣道部所属でまさに才色兼備の少女。詳しくはタグを参照。

万助の孫

陣内翔太 - 21歳、太助の長男。警察官。幼い頃から又従妹の夏希を大切にしており、健二を快く思っていない。二度目にラブマシーンを追い詰めた際、図らずも邪魔をしてしまい、従弟の佳主馬の鉄拳を顔面に食らう。

池沢佳主馬 - 13歳、聖美の長男。詳しくはタグを参照。

万作の孫

陣内真緒 - 9歳、頼彦の長女。一族の輪に加わろうとしない侘助に話しかけるがからかわれてしまう。弟の真悟や従弟の祐平と共に行動するが、年長であるため彼らをたしなめることも。

陣内真悟 - 6歳、頼彦の長男。やんちゃ盛りの男の子。祐平と共に全国指名手配された健二を捕まえようとし、ラブマシーンを追い詰めた佳主馬の邪魔をしてしまう。

陣内加奈 - 2歳、邦彦の長女。よく真緒の仕草や言葉を真似る。

陣内了平 - 17歳、克彦の長男。上田高校野球部エース投手。本来ならば主役級の活躍をしているのだが栄の葬儀以外はいつもテレビ越しで登場、地上波放送でも彼のシーンはかなり削られている。そのため、影が薄く、集合イラストでも忘れられがち。

陣内祐平 - 7歳、克彦の次男。眼鏡を掛けた男の子。真悟と共に全国指名手配された健二を捕まえようとし、ラブマシーンを追い詰めた佳主馬の邪魔をしてしまう。

陣内恭平 - 0歳、克彦の三男。まだ幼いがOZアバターを所有している。

その他

ハヤテ - 10歳以上、陣内家の柴犬。夏希手製の家系図によると忠犬らしい。

松山の一敏おじさん - ラブマシーンによるOZの混乱で栄の誕生会に来れなくなった。直美がおじさんと言っていたため万理子たちと同世代と思われる。漢字は地上波放送の字幕より。

佳主馬の妹 - 9月末に誕生予定。ビジュアルは不明だが、未来設定の作品では佳主馬はシスコンとして描かれることが多い。

小磯健二 - 17歳。素朴で恥ずかしがりやな少年。夏希によって”偽装彼氏”として連れて来られたが、物語終盤では完璧に陣内家の婿扱いされている。

関連タグ

サマーウォーズ

家族をかける少女

ジョースター家登場作品の主軸となる誇り高き一族繋がり。

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