「言い方が駄目。もっと取引先に言うみたいに言って。」
CV:谷村美月
概要
13歳。中学一年生(スニーカー文庫版では11歳である)。
親戚一同が集まる中、一人納戸でパソコンをいじっており、一見暗いパソコンオタクに見えるが、OZの格闘ゲーム世界チャンピオン・長身のウサギ型アバター「キングカズマ」を操る達人プレーヤー。漫画版では、その知名度故に様々な企業と広報使用などの契約を交わしていることが分かる。
クールでやや無愛想な性格だが、自身のアバターがチャンピオンであることに少なからずプライドを持っているようで、ゲームよりも戦いで勝つことの方に重きを置いている。プレースタイルは冷静だが、熱くなると我を忘れる一面も。
いじめられっ子だった経験があり、OZ経由で祖父の万助に少林寺拳法を習っていたため、万助を「師匠」と呼ぶ。母親が妹を妊娠しており、もうすぐお兄ちゃんになることから、本編における騒動においても気負う部分はある様子。
キングカズマでラブマシーンを追い詰めるも、一度目の対決では又従弟の真悟と祐平の邪魔が入り、隙を突かれて敗北。スパコンを導入しての捕獲作戦も一時は成功したかに見えたが、従兄の翔太がスパコンの熱暴走を引き起こしたために包囲網を乗っ取られ、なすすべもなく惨敗を喫してしまう。
最後は異母大叔父でありラブマシーンの生みの親である侘助が、ラブマシーンの防御力を下げたところへ渾身の一撃を見舞い、データを霧散させた。ちなみに各対戦のキングカズマはバージョン違いだったりする。
本編中では男を見せたが、男の娘とまでいかないが、華奢で中性的な外見からpixivでは男女問わず性的にも人気のキャラとなっている。
余談
声を担当した谷村美月は細田守監督の前作時をかける少女にて主人公の友人である津田功介に好意を抱く下級生・藤谷果穂や、次回作おおかみこどもの雨と雪にて花に子育てのアドバイスを送る主婦・土肥の声も担当している。