概要
CV: 清水優
ヤンキーな風貌をしているが職業は警察官。通称「翔太兄(しょうたにぃ)」。
夏希の事を小さい頃から妹のように可愛がっており、夏希が彼氏を連れて帰って来たと聞いた時は血相を変えて、彼氏=健二に睨みを利かせていた。
人物
基本的に見切り発車のフシがあり、自分が正しいと思ったことは即実行に移す。
テレビ報道のみを根拠に、健二を犯罪者呼ばわりして手錠をかけ連行するなど、警察官としては若干信頼性に欠く行動を取っている。
身内に対する情の深さは陣内家でも随一だが、その想いが真っ当な形で実を結ぶことは(劇中では)なかったと言ってよく、空回りし過ぎで栄に一喝されたり、夏希に鬱陶しがられるなど、報われない。
作中ではその情の篤さゆえに善意で取った行動が図らずもラブマシーン打倒作戦を邪魔してしまい、事態を悪化させてしまったために佳主馬に殴られた。
6型の4シーターモデルのようだが、ドアノブやフロントリップスポイラー、ドアモール等を白に塗装する等、相当いじっていると思われる。(3型とも言われているが、その場合は後期型の外装に変更したうえでホワイトメーターへ交換、シガーライターソケットの追加をしたと思われる)
しかし家内で孤立し夜逃げした侘助に足として奪われ、彼が終盤大急ぎで戻ってきた際、速度も安全性も無視した無茶な運転に耐えられずに大破した。
戦犯行動の詳細(ネタバレ注意)
上記の戦犯行動であるが、視聴者をこれでもかと苛立たせる細やかな工夫がなされている。
- コンピュータの周りに冷却用に大量に立てられていた氷を事情の確認もせずに根こそぎ持ち去る(何のために使っているかなど少し考えればわかる状態であり、ラブマシーン云々が無くても怒られて当然の行動なのは言うまでもない)。もっとも誰もそんな翔太を注意しなかったのだが。
- 自分の妨害のせいで作戦を失敗に追い込んだにもかかわらず佳主馬に「ばあちゃんが死んで大変な時にお子様は呑気にゲームかよ?」などと神経を逆撫でするような発言をする(一切事情を確認していないのは先述の通りであり、その上でこの意地の悪い言葉というのがもう……)
と、ぶっちゃけ殴られても当然なことしかやっておらず、しかも殴られた直後に健二に「お前が来てからロクなことが無い」「夏希はおかしくなる」「佳主馬に殴られる」「ばあちゃんは死ぬ」と面と向かって疫病神呼ばわりも同然の暴言を吐くなど、終始視聴者をイライラさせる行動ばかりとるどうしようもなさを見せつけた。
(モデルは原作者の幼少期に親戚にいた意地の悪いいとこ。ここまでリアリティーのある存在になるのは当然といえる。)