1991年の救急救命士法制定により設けられた、比較的新しい資格。
従来の救急隊員には法律上の制限により搬送中に行える医療行為の制限が厳しく、搬送中に手当が十分できず救命措置が間に合わないケースが多かったことが問題視されて設けられた資格である。
制限はあるものの救急車等での搬送途中に輸液や気道確保、薬剤投与などの措置を行う事が可能。
一般財団法人日本救急医療財団が行う国家資格であり、1年に一回試験が行われる。
取得のためには指定の大学や専門学校の学科で修学するか、消防士となり救急隊員として規定の実務経験を積んだ者か、看護師の免許を取得し定められた条件を満たすことが必要である。