概要
主に保健所に勤務し、保健・医療・福祉の橋渡し的業務や健康増進に関する業務に携わり、公衆衛生看護活動を行う者、企業に所属してその企業に所属する社員の健康増進・管理を担う産業保健師、学校に勤務して児童・生徒・職員の健康維持・増進にあたる学校保健師(養護教諭)の3種類に大別される。
名称独占資格であり、無資格者が保健師そのものや紛らわしい名前を名乗ってはいけない。
しかし業務独占資格ではないため、保健師の資格を持っていなくとも医師や栄養士といった医療・保健衛生に関する資格と適切な知識を併せ持っていれば保健指導を行っても良い。
なお、保健師の資格を得るためには看護師国家試験に合格した上で所定の研修を経る必要があり、実質的に看護師の上位資格ということになる。