概要
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』に登場するキャラクター。
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イシの村はホメロス率いるデルカダール軍に焼き払われていた。しかしホメロスが住民をも皆殺しにしようとしていた時、グレイグが間一髪で間に合い、「住民まで殺す必要はない」と押し留めていた。その後、村の人々はデルカダール城に軟禁されていた。
魔王の手により世界が崩壊した後は、デルカダールが魔物の跋扈する地となる前に脱出し、イシの村改め「最後の砦」に帰還していた。
なお、再会時の「私よ。"幼なじみ"のエマよ!」というやけに説明的なセリフがネタにされている。
(プレイヤーに対するメタ的なセリフとの見方もある)
この先クリア後のネタバレが掲載されています。未クリアの方の閲覧はご遠慮ください。
主人公が過ぎ去りし時を求めた後は、命の大樹崩壊の歴史が改変されたため、軟禁されていたデルカダール城で主人公と再会することとなる。
再会時のセリフは歴史改変前とだいたい同じだが、この時の「幼なじみのエマ」発言は主人公パーティーの女性キャラに対する牽制などとネタにされることもある。
・イシの村復興イベント
その後、焼き払われたイシの村に帰還。丸焼けになった村の惨状を見て落ち込むが、他の住人と力を合わせて村の復興に力を注ぐ。
主人公も村の復興支援を要請されるが、その内容は「復興を手伝ってくれそうな助っ人を村にスカウトする」というもの。
エマの要望は「復興に必要な物資を調達してくれる商人」「村の用心棒」「もの知りな情報屋」「村のマスコットになりそうなゆるい感じのモンスター」。
全ての助っ人をスカウトすると、めでたくイシの村は元通りに復興される。
お礼として「エマのお守り・真」を渡されるが、物語序盤に渡された「エマのお守り」と一緒に装備すると、魅了耐性の合計が100%となる。やはり主人公パーティーの女性キャラに対する牽制たったのか。
・結婚イベント
イシの村の復興後、ネルセンの試練の願い事で「エマと結婚したい!」を選ぶことでエマと結婚できるようになる。
イシの村の自宅でエマが住むようになり、彼女に話しかけることで休むことが可能。
なお、休むかどうかの選択肢で「いいえ」を選ぶと、パーティーに同行させることが可能になる。
PS4版はイシの村限定だが、3DS版はエマを村の外に連れ出すことが可能で、直接コマンドは選べないが戦闘でサポートしてくれる。パーティーから外すときは自宅に戻る必要がある。
しかしこのイベントは、
- 最序盤で登場した後はあまりストーリーに関わらないエマよりも、パーティーメンバーの女性キャラであるベロニカやセーニャ、マルティナと結婚したかった。
- 肝心のイベントはネルセンから「エマと夫婦となった」旨告げられた後、イシの村に戻ると、何故か既に結婚式が執り行われたことになっており、村人やパーティーメンバーもそれを前提とした話をしてくる、というもの。主人公のプロポーズ等、特別なイベント演出はなし。自宅の壁には結婚式の様子が飾られているのみ。つまり心理描写不足。
- 最強武器のレシピを手に入れるために避けて通れないイベントである。
等の不満を抱くプレイヤーもいる。
主人公の視点からすれば、最近知り合った旅の仲間より16年間一緒にいたエマの方が付き合いは長いだろうが、プレイヤー視点では共に冒険した仲間達の方が思い入れが強くなるのも無理はない。また、公式関係者からはわざとエマへの悪意を煽るような発言も漏れ聞こえている。