概要
主に自然などに宿っているとされている霊的な存在である精霊を、畏れ敬まう信仰のことである。
英語では「animism(アニミズム)」と呼ばれ、信仰対象である霊魂は、生物・無機物を問わず世の全てのもの(森羅万象)の中に宿っているとされている。
日本の固有信仰である神道も、精霊信仰の一種とされており、仏教も『悉有仏性』の考え方などから同質のものがあるとされている。
現代で、自然、無機物、雰囲気が好きな人は、無意識のうちにこの考え方を信仰していることが多い。
空気を通じて「不自然さ」を察知する人も同上。