概要
南米大陸北西部に生息するヘルクレスオオカブト(ヘラクレスオオカブト)の亜種。
体に比べて非常に細い胸角と、直線的な頭角が特徴で、「ホソヘルクレス」と呼ばれている。
小さな体の割に大食漢で、ヤシの木の汁が大好物。ヘラクレスオオカブト系共通の特徴として満腹になったり周囲の湿度が上がるなどして体の水分が増えると羽の色が黒くなる。
比較的おとなしいものが多いとされるヘルクレスの亜種のなかでは気性が荒い傾向にあり、闘争心が強くケンカ好きである。戦闘テクニックにも優れ、世界最強のカブトムシの1つと言われている。
また丈夫で成長も早いため飼育しやすい。
甲虫王者ムシキングでのヘルクレスオキシデンタリス
2007年夏シャイニング 究極対決!!ドルクス対ディナステスで先行登場(本来は2007ファーストで初登場するはずでしたが秋に延期した為)。強さ160、バランスタイプ。肩書きは「伝説甲虫外伝」。超必殺技は「T4」。
2007ファーストではヘルクレスオオカブトと同じく上翅が黒くなった状態で登場。同年の「2007夏シャイニング 究極対決!!ドルクス対ディナステス」では「シャイニング」の通りゲーム中のグラフィックが輝いていたため、純粋な通常のオキシデンタリスは次の5周年コレクションカードまで出ておらず、枚数も少ない。
旧作ではゲームバランスの関係からヘルクレスオオカブトやリッキーブルーよりも弱めに設定されていたが、現実のオキシデンタリスはヘルクレスオオカブトやリッキーと同等か、それ以上の強さを誇る。
新甲虫王者ムシキングでは2015 2ndから登場するが、コロコロコミックの付録のプロモーションカードとして先行登場。1st、2ndそれぞれで特別なトーナメントが遊べるようになる。階級はSR(旧作の強さ160~180相当)。
2ndにてオキシデンタリス(先述の付録カードでなくともよい)を使うと解放される「シークレットカップ」で優勝するとSSR(旧作の強さ200相当)に覚醒することができ、肩書きは「目覚めし英雄」、必殺技も「ヘルクレスT5」に変わる。
覚醒オキシデンタリスはヘルクレスオオカブトより柔軟なお助け相性とバランスのいいパラメータのおかげで使い勝手が良いためか、各地の大会で猛威を振るっている。
また新ムシキングのコミカライズ作品では主人公のシュウの相棒に抜擢されるなど、微妙な立ち位置だった旧作に比べてかなり優遇されている。
「超神化1弾」では最初の新最高レアリティ「SGR」にニジイロクワガタ(赤)とともに抜擢された。肩書きは「紅炎のアマテラス」、必殺技は「サンフレアトリガー」。
ゲーム内では主人公の甲本シュウと熱い絆で結ばれたことによりパワーアップしたという設定。
なお登場時に肩書きと名前をコールするのは通常のモニ太(cv:菅沼久義)ではなくシュウ(cv:津田美波)である。
11月上旬以降、スーパーアタックタイプのSGR個体が抽選という形式にて解禁。
Vブースターが無いというハンデこそ抱えているものの、赤目ヘルクレスオオカブト、ヘルクレスリッキーブルーをも上回る攻撃力150を誇り、お助け相性が旧弾のものと同じパー+パー+チョキへと変更されている。